拾われた子3（黄・赤×緑）

ゲーム ページ13

熱もすっかり治って
開けた週末。


今日は放課後に流星の家に遊びに来てる。

流星はサッカー部なんやけど、今日部活なかったみたい

俺も部活に入ってもよかったんやけど…ともの事が心配やし、1人にしたくないから入らんかった。


『相変わらず、流星ん家はオシャレやなぁ』

流「中学入ってからはウチくるの初めてやな？」

「ほんま久しぶりやわ」

流「ゲームしよっ」

『うん！ゲームやる！』

ともはゲーム大好きやから
すごいニコニコでやってる

流「3人で対戦しようや」

「ええなぁ！なんか燃えてきた！」

勝負事ってなんか燃えるよな


……

『あー！もうっまた負けたぁ！！』

「何で俺よりゲームやってんのに弱いねん」

『弱くないっ！ちょっとしくじっただけやもんっ』

なかなか俺に勝てへんのがすごく悔しいようで
あぐらの上に置いてるクッションをポカポカと殴ってる

流「もう一回やる？」

『やる！勝つまでやる！』

「はいはい。今度はしくじんなよ？」

ともが満足するまで流星と付き合ってあげて


『やっと勝ったー！』

満足すれば、違うソフトを入れて別のゲームをやる

協力プレイのゲームはあーだのこーだの言いながら
楽しんでゲームをした。


そんなことをしていればあっという間に外は暗くなっていて

『あっ、、そろそろ帰らなっ』

「ほんまやな…つい、長居してしもたわ」

流「あー、もう帰る時間か…また遊びに来てや？」

『「うんっ」』

「ほな、お邪魔しました」

『お邪魔しました』


流星の家を後にして
家に帰ると


淳太が仁王立ちで玄関で待っていた。


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