スペシャルおやつ ページ50
家に帰って大人しく僕たちは自分たちの部屋に真っ直ぐ行ってベッドに潜り込んだ
大ちゃんは僕のことをぎゅーっと抱きしめるから
僕も大ちゃんを抱きしめる
そのうち眠くなってきて、抱き合ったままお昼寝をした
目を覚ますと部屋には淳太くんがいて
1人がけのソファに体を預けて眠ってた
『ぁれ…じゅんたくん』
「んぅ？じゅんた？」
2人で淳太くんを見つめてボーッとする
寝起きで働かない頭をなんとか働かせて
『淳太くん、帰ってきてるけど…寝てるなぁ』
「疲れてたんかな」
ベッドを降りて淳太くんの元へ
淳太くんは規則正しい呼吸を繰り返すだけで起きる気配がない
僕が淳太くんの膝の上に乗ってぎゅーってすると
ビクッと一瞬体を震わせたけど
寝てるのに僕が来たってわかったのか
腰に手を回して落ちないようにしてくれてる
『淳太くん…大好きやで』
「俺は…ともの次に好きや」
僕たちの言葉に反応するように
僕たちを支えてる手をぽんぽんと動かした
『お家で待っててよかったな？』
「せやな。寝てるけど」
『淳太くん疲れてるから…淳太くんの好きなもの作らん？』
「淳太の好きなもの？」
『うんっ、ほら、何か…おやつみたいなの』
「んー…おやつっていえば…いつも作ってくれてる使用人さん」
『せやね。聞きに行こ！』
使用人さんによると淳太くんはフルーツが好きなんやって
スイカとかパイナップルとかメロンとか
夏のフルーツをたくさん剥いてくれて
それを淳太くんが使うお皿に大ちゃんと盛り付けた
部屋に戻ると淳太くんがちょうど起きたところで
淳「ぉ、、とも、大毅起きたんか」
『淳太くんっ、スペシャルおやつ持ってきたでっ』
「一緒に食べよっ、俺らが作ったんやで」
ジャーンと見せると
淳「おー！すごいやん…盛り付けてくれたん？」
『うんっ！淳太くんの好きなものばっかりやで』
淳「嬉しいわ…一緒に食べような？」
テーブルに置いてみんなで食べる
淳「ごめんな？今日お迎え行かへんで」
『ううん…淳太くん頑張ってるから大丈夫やで。それに明日からずっと一緒やもん』
「せや、、淳太なんかお迎えこんでも全然平気やし」
『泣いてた癖に…』
「泣いてへんし！とも嘘ついたらあかんで」
『嘘やないもーん…淳太くんがええって泣いてたやん』
「ちゃうで！淳太っちゃうからなっ！」
淳「はいはい笑」
こうやって笑い合ってる時間がすごく幸せや
淳太くん僕たちを拾ってくれてありがとうな？
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siro(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！続きのパスワード教えていただきたいです！ (2022年8月26日 0時) (
レス) id: d7809007d8 (このIDを非表示/違反報告)
きさ(プロフ) - いつも投稿楽しみにしております！パスワード教えて頂けたら嬉しいです。 (2022年8月25日 22時) (レス) id: fcf90cd2d2 (このIDを非表示/違反報告)
みのり(プロフ) - いつも投稿楽しみにしています！続きの作品のパスワードが知りたいです。教えてください🙇♀️ (2022年8月25日 21時) (レス) id: e28d5c2a78 (このIDを非表示/違反報告)
美羽(プロフ) - パスワードを教えてださい。 (2022年8月25日 18時) (レス) id: 1be4c3356d (このIDを非表示/違反報告)
AB(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます。 (2022年2月23日 21時) (レス) id: 34544f3789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2022年2月16日 11時
