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またウトウトし始めた頃

お風呂から上がった望さんが髪を拭きながら真っ先にこちらに来た


望「一緒に寝よ」


『…やだ』


望「なんやねん…イヤイヤ期か」


嫌だと言ったのに
構わずこちらに来て
抱っこされる


望「捕獲」


無理やりベッドに連れて行かれそうになるから

ジタバタ動けば


望「急に俺を拒否るな」

イライラした口調でそう言うと
ベッドに押し倒しキスしてきた


『んっ、っや』

望「ムカつく…なんでそんなに拒否ってくるんや」

服の下に手が入ってきて

ビクッと反応する


『やっ、』


望「Aが嫌でもするで?」






『んぁっ、っ、ふぅんっ』


望「っぁ、…んっ」


何度も追い詰められ
気持ちよくなってしまう自分も嫌だし

望さんに都合よく相手にされてるのも嫌だ



『っ、グズッ』



気づけば涙が止まらなくて


腕で目を隠して涙を流した



望「…A?」


『っ…』

望「ごめん、痛かった?」



『…違うっ…グズッ』


泣いてる私に気づいて抱きしめてくれる


でも

胸が苦しくて

『…もう…出てく』



望さんの胸を押してそんな事を口走ってた



望「ごめん、無理矢理してごめん!…俺が悪かったから…出てくなんて言わんで」

『っ、』


流れる涙をすくって

眉毛を垂らして困った顔をしながらも
優しくキスをしてくる



『…女の人…いるのに…代わりに抱こうとしないで』


望「…ん?」


『彼女さん…いるなら、…私なんか抱かなくても…』


望「待って、俺…彼女なんか居らんけど」



『え』

望「え、」

『で、でも…今日、女の人と…ホテルに…』


望「…それ…アフター…お金もらってやってるん…要は残業」



『そ、…それは…好きだからとかじゃ…』

望「ないな…仕事で割り切ってるだけやし…え、何それ気にして泣いたん?」


『…(こくり)』

望「待って、めっちゃ自惚れてまうわ…可愛いな?」


『…可愛くない…』


望「なんで今日A抱いてるかわかる?」

『…(フリフリ)』


望「ってか、最近アフターで女抱いてる時Aやと思って抱いてるし…
今日やって、家に本物おるんやから上書きするように抱いてねん」



『…なんで上書き?』


望「そんなん…Aが好きやからに決まってるやん」


『……』

望「…」

『嘘』

望「ほんまやって!…好きやからキスも何回もするし何回も抱きたくなる」

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みい(プロフ) - 更新ありがとうございます。これからどうなるのか気になります。頑張ってください (2020年3月8日 23時) (レス) id: 055b967b0d (このIDを非表示/違反報告)
runaruna1996051(プロフ) - ABさんの作品大好きなのですが、中でもこちらの作品がとっても好きです!!!♪更新楽しみにしてます♪ (2020年3月7日 22時) (レス) id: 493fdf05b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AB | 作成日時:2019年11月10日 13時

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