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Aside
なんだか、ここ最近
望さんのスキンシップが激しいような…
そんなことを思いながら仕事をする
「お、新入り？」
『はい…シロです』
このBARは源氏名があるようで
本名がバレないようになってる
苗字が白石だから
シロって名付けてもらって
目は気持ち悪がられるから
眼帯をつけてお店に出る
お酒の作り方をマスターに教えてもらいながらやってるけど
基本お酒を運ぶだけ
仕事が終わって
私服に着替えて
夜の道を歩いて帰る
望さんのマンションの部屋までたどり着く
最近お客さんに顔覚えられて
声かけられるようになった
上品な雰囲気のBARだから
変なお客さんはいなくて
居心地のいい場所だ
疲れた…
望さんが買ってくれたビーズクッションに体を沈め
ボーッとした後
お風呂に入ろうと立ち上がる
夏の夜は暑い
エアコンをつけて
シャワーで汗を流す
頭と体を洗い終わって
浴室から上がろうとすると
ドアが開いて
裸の望さんが入ってきた
ビックリして
心臓が飛び上がった
望「ただいま」
『…お、おかえりなさい』
ぎゅっと抱きしめられる
望さんはお酒の匂いと甘い香水の匂いとタバコと
そして夏だからか少しの汗の匂いがした
望「いま上がりやんな？…少し待っててくれへん？」
『え、あ…はい』
望さんはササッと頭と体を洗うと
望「お待たせ」
タオルをふわりとかけて私の体を拭きながら
望さんも体を拭く
望さんをじっと見てると
目が合って
チュッと音を立ててキスをしてきた
なんでこんなにキスしてくるんだろう…
なんだか…
心臓が…
望「ベッド行こ」
『えっ…』
抱っこされて
ベッドに下ろされたと思えば
肩を押され押し倒される
艶のある目で私を舐めるように見る
顔が近づいて
目を閉じるとすぐに唇に感じる感触
徐々に深くなるキスに
戸惑う
目を薄ら開けると
余裕のある顔で私を見つめてる望さん
『んっはぁ』
望「鼻で息するんや…もう一回」
キスのレクチャーを受けるけど
うまくできない
酸欠になる
『っはぁ』
望「可愛い」
首筋に顔が来てキスされる
『(ビクッ)んっ』
望「首弱いな？」
耳元で囁かられ
またビクッとなる
『んっ、』
望「耳も弱いんや…(ニヤ)」
何かを企んだ顔をして
そのまま耳や首を舐められる
『んぁっ、あぁっ！』
声が大きくなるのがわかる
でも勝手に出て我慢できない
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みい(プロフ) - 更新ありがとうございます。これからどうなるのか気になります。頑張ってください (2020年3月8日 23時) (
レス) id: 055b967b0d (このIDを非表示/違反報告)
runaruna1996051(プロフ) - ABさんの作品大好きなのですが、中でもこちらの作品がとっても好きです！！！♪更新楽しみにしてます♪ (2020年3月7日 22時) (レス) id: 493fdf05b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年11月10日 13時
