好きとは…（桃）

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望「今日も一丁やったりますか！」


神「おお！なんか元気やな」


望「まぁ、Aのおかげやな」


流「なんかツルツルしてる」


望「俺…Aがいるだけでいい…もう他に何も望まん」



重「それ言い出したら終わりやぞ」

望「やって、可愛いんやもん」



神「珍しいな？のんちゃんがそんなにベタ惚れなんて」


望「惚れてる？俺が？」


重「ちゃうん？小瀧はAって言う猫に夢中になってるって事やから、つまりは惚れてるんやろ？」




望「…///…うわ、はずっ！」


え、

あの感情ってなに

好きって事？


うわっ


これが好きになる感覚？



俺の物にしたいとか

俺だけ見て欲しいとか


変なやつに触られたらムカつくとか

一緒にいるとなんか和むって言うか



望「俺…Aに恋してるわ…」



神重流「「「…ヤバ……」」」



望「待って、恋とか…こんな感じなん？ヤバっめっちゃキュンキュンすんねんけど！…うわぁっ、なにこれこそばゆっ」



重「待て待て待て！もしかしたら早とちりかも知れんやん！な？落ち着け！な？！」


神「シゲも落ち着いてへんやん！
…なぁのんちゃん、一旦落ち着こ、
たしかに可愛いし懐いてきたら猫好きになるよな？
あはは、それは恋心とちゃうんやない？」


望「いいや、これは正しく恋や！…キスしたくなるし…抱きしめたくなるもん、それに泣いてる(鳴いてる)とこ見るともうヤバイ！」


流「そりゃ。飼ってる猫ならそうやろ」



望「はぁぁ、早よ仕事終わらせて帰ろ！顔が見たい！」





神「変なスイッチ押してしもたかも…」


重「『かも』やないで…押してしまったんや」


流「やっちまったな」



人を好きになると
どこからとも無く力が湧いてくるもんなんやな


なんだか世界がキラキラして見える！

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