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重「お、なんか今日は疲れた顔してるな」


望「いやぁ、アイツ…偏食で」


神「あー、猫?」


流「猫の名前なんて言うん?」


望「A」


重「可愛い名前やな…メス?」

望「おん」


神「でも猫ってかなり偏食って言うよな」


望「やっぱり肉食やもんな」


重「どんな猫なん?写真ある?」


望「ないねん…そいえば撮ってへんわ」


神「今度のんちゃん家行ってみよかな…Aちゃん会ってみたい」



望「懐かへんで?ええの?」

神「それがええんやん」

望「…でもあかん!俺より神ちゃんに懐かれたら嫌や」


神「あぁ笑」


流「猫飼ってるもんな?神ちゃん」

重「猫も犬もお手のもんやろ」


望「ほんまに困った時は助けてや」



「ミーティング始めまーす!」


望「よし、仕事するか」






今日はしつこい客も居なくて
比較的楽やった


アフターもなし

さっさと帰ろう


重「なんやそんなに急いで」


望「Aが待ってるから」


流「人間の女に興味ないくせに猫のメスに興味持ち始めたらもう、最後やな」


神「あの顔面がもったいない…」


みんなは知らんけど

Aは猫っぽい性格の女の子や

ちゃんと生身の人間やし



望「ただいま!」


『…おかえり』


買ったばかりのクッションの上に座っていたA


望「今日初仕事?」

『…うん』

望「どうやった?」

『…大変だった』

望「初日やしな」


『なんで…抱きしめてるの?』

望「…あかん?」


『…やだ』

望「ええやん」


『…熱い』


望「嘘や…部屋は涼しいで?」

『熱い』


望「いつ帰ってきたん?」


『さっき…』

望「ほんなら風呂まだやろ?入ろ」

『…やだ』


望「もう口に水なんか入れたりしぃひんし」

『…』

望「風呂入って早よ寝ようや」

抵抗を諦めて
俺にギュッとしがみついてきたから

OKのサインやと思って
抱っこして風呂場まで連れて行く


服を脱がせ俺も脱ぐ

目のやり場に困ったような反応をして俺に背を向けてる



なんか可愛い


シャワーをかけてやって

頭を洗ってやると
目を細める

猫みたい

シャワーで流すと

『自分で…』

自分でするからやめろと言ってきた


自分でもよく分からないけど
構ってやりたくてしょうがない


俺も髪を濡らして頭を洗ってると
Aは体を洗い始めた


ササッと自分の髪を洗い流して

Aの体に触れる

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みい(プロフ) - 更新ありがとうございます。これからどうなるのか気になります。頑張ってください (2020年3月8日 23時) (レス) id: 055b967b0d (このIDを非表示/違反報告)
runaruna1996051(プロフ) - ABさんの作品大好きなのですが、中でもこちらの作品がとっても好きです!!!♪更新楽しみにしてます♪ (2020年3月7日 22時) (レス) id: 493fdf05b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AB | 作成日時:2019年11月10日 13時

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