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望side
Aが勝手なことばかり言うから
頭に来てAの肩を押し飛ばしてしまった
頭冷やすために部屋に引きこもったけど
それが間違いだった
冷静になってドアの鍵を開けてAに謝ろうとしたけど
もうそこにはAは居なくて
テーブルには「お世話になりました」の置き手紙のみ
やってしまった
慌てて家を飛び出したけど
Aはどこにも居なくて
電話をしても
全くつながらなかった
LINEもダメで
数分前の自分を恨みたい
まだ熱もあるのに
もう二度と会えない気がして
必死にAを探した
…
Aside
流れる涙を拭いながら
歩いてると
前もよく見ていなかったから
ドンッ人にぶつかった
『ごめんなさい』
重「ええけど、ちゃんと前見て歩きや？」
『…はい』
重「…大丈夫か？自分」
『…』
重「おーい」
『(フラッ)』
重「危なっ…ってめっちゃ熱いやん」
重岡side
仕事前に街をフラフラ歩いてると
小柄な女の子とぶつかった
いかにも訳ありみたいな感じやったけど
急に倒れてきて受け止めるとものすごい熱があった
仕方ないから俺の家に連れて帰り看病する
眠ってるからとりあえずそのままにして仕事に来てみれば
もう死んだ顔をしてる小瀧
重「どうしたん？かなり元気ないやん」
望「Aが…飛び出してった」
神「は、まじで？何があったん」
望「ほんま俺やらかしたわ…熱あってん…なのに…俺…」
流「後で話聞くから、とりあえず仕事は頑張れ」
どうやら溺愛してる猫が出て行ってしまったらしい
猫ってそんなもんよな
でも結果戻ってくるのも猫やし
そんなことを思いながら
家にいるあの子は大丈夫やろか…なんて思い出していた
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みい(プロフ) - 更新ありがとうございます。これからどうなるのか気になります。頑張ってください (2020年3月8日 23時) (
レス) id: 055b967b0d (このIDを非表示/違反報告)
runaruna1996051(プロフ) - ABさんの作品大好きなのですが、中でもこちらの作品がとっても好きです！！！♪更新楽しみにしてます♪ (2020年3月7日 22時) (レス) id: 493fdf05b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年11月10日 13時
