リトマス試験紙アルカリ性3

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『もう！ほんまにサボったし！』



流「うるせぇ、たかが1回サボったくらいで何でもないやろ」



『この暴君やろう！』



何をしても動けへんようにガッチリとホールドされて


体力尽きて諦めた



大人しくなった私を見て


満足そうにして


キスをしてくる



因みに望と神ちゃんは授業受けに行った




ええなぁ


あっくんの授業面白いからずっと聴いてられるし眠くならんから好きやのになぁ







『んぅ、苦しい』



流「なぁ、このまましいひん？」



『え、やだ…ここ学校やし』



流「学校やなかったらええの？」



『…ってか、私流星としたくない…もうこういう関係もやめたいんやけど』





流「はぁ？」



『何でキレてんねん』



流「…」



うわ、ものすごくキレてる





流「…はぁ、…ええよ…もうお前なんか抱かへんわ」




冷たくそう言われて



抱きしめてたのも解かれる




なんか急に冷たくされるから


なんか



なんか…





胸がチクリと痛かった





『あ、ありがと』








…


それから流星はあまり私に触れなくなった



それはそれでなんかちょっと変な感じで






望「え、何…喧嘩でもしたん？」


『知らん』

神「えー…俺が身を引いた意味…」



流「…」




望「…はぁ、まぁええわ…A、今週末デートしいひん？」



『…え？』



流「…」


望「姉貴の誕生日のプレゼント…何あげたらええかわからんから、女の子の意見が欲しいねん」




『そんなん、他の子に頼めば…』



望「頼むっ！また遊園地連れてくから」


『っ！！行く！！』



流「おい、遊園地って何やねん」




望「ん？あー…夏休みん時俺が誘って連れてってんけど、そん時A、はじめての遊園地やってん」




『めっちゃ楽しかった！また行きたい！観覧車も！』



神「え、観覧車にも乗るん？」



『景色めっちゃ綺麗やってん』



神「え、知らんの？あの観覧車の噂」



『え…何怖い何かあるん？』



神「いや…恋愛系の噂」



望「あー、てっぺんでキスやろ？」



流「あかん…」


望「流星、何で距離を置いてるか知らんけど…そんなんやったら応援なんかせんからな？」




流「…」



『？』

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