リトマス試験紙アルカリ性3

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もぐもぐ



神「のんちゃん、パンだけなん？」


望「おん、逆に神ちゃんの弁当うまそうやな」



神「これ俺の手作り(ドヤ」


『んふ、ドヤ顔可愛い』



コツン

『いったぁ！何すんねん！』



流「ムカついたから」


神「流星、そない嫉妬せんでええよ、Aは保育園の時から俺のこと可愛いって言ってたから」



流「そんなに前からAを知ってるのにも腹が立つわ」


『仕方ないやん』



望「ええやん、今A抱きしめて飯食ってるんやから」



それよ



ほんまに食べづらいったらありゃしない





流「神ちゃんやなくて俺を見ろや」


『いや、今食事中やから』



神「すごいな…こんなイケメンにこんなこと言われてもビクともせんA」



望「ほんまやで…そこらへんの女子なら顔を赤くさせるで」



流「食べさせて」


『私の？嫌だ』


流「ちゃう俺の飯」


『だる、無理』



神「そんなこと言わんと食べさせたらええやろ？」



『神ちゃんが言うなら…』



流「なんで神ちゃんに言われて動くねんムカつくな」




『せっかく食べさせよう思ったのに、そんなこと言うなら自分で食えアホ！』




流「嘘、食べさせて」



『なら文句言うなや』





もぐもぐ



流「ん、うま」


『はいはい』




望「なんだかんだ面倒見るAもAやな」








…



『ん…眠い』



流「寝てええよ」



『ん…』



神「え、この体勢で寝るん？」



望「せや、ご飯食べたらこいつ赤ちゃんやからすぐ眠くなんねん…で、大抵流星の膝の上で寝る」


神「…えろいな、羨ましい」


望「やろ？」


流「(ドヤ」


神「うわ、ものすごくドヤ顔してる！」


流「神ちゃん、ええやろ？」


神「うわ腹立つわぁ」



『スゥ……スゥ……』




…



神「A、授業始まる」


『んぅ…』



流「起きろ」



『んっ』

頬にキスされて目がさめる




『もうちょっと』


眠くて頭をグリグリと押し付ける




流「やめろ、勃つやろ」


『っ！キモいわボケ』


望「ほら、早う行くで？照史の授業やから」



『！！行く！』


流「この野郎…いくら起こしてもあかんかったのに照史ってわかればすぐ起きやがって」




神「やっぱりあっくんのこと好きなんやな」



流「…」


望「神ちゃんあかんって、流星そう言う話デリケートなんやから！」



神「あ、ごめっ」



流「A、サボるぞ」


『は？嫌や』

流「ええから」

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