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流「ほな行こ」
『ま、待って』
流「ん？」
『手…繋いで』
流「っ、お前こんなところで煽ってくんな」
『あ、煽ってへんし！』
手を繋いで歩くけど
私はビクビクしっぱなしで
手を繋いでたけど最終的に背中にくっついて流星を盾にして歩いた
『キャーー！！(泣』
流「リタイアする？」
『リタイアなんてしいひんし！』
流「も、なんの強がりなん？それ」
ラストスパートはエグいぐらいおばけの逆襲にあった
『ハァッ…ハァッ…も、最悪』
流「めっちゃ叫んでたな？」
『疲れた…』
流「怖かったな？」
『嘘つけ！全然怖がってへんかったやん！むしろ笑ってやん！』
流「やってAがめっちゃ騒ぐから怖さ半減した、むしろAが面白くて笑ってもうたわ」
『最悪や』
流「頼もしかったやろ？」
『うん…吊り橋効果ってホンマやな…めちゃくちゃ男前に見える』
流「男前は今に始まったことやないけどな？」
『ウザ』
…
流「もう大丈夫やって…おばけおらんで？」
握ってる手が震える
薄暗くなってきて
さっきの怖かったことを思い出すから
『も、絶対行かんから…』
流「嫌なら嫌って言えばよかったやん…強がったのはどっちなん？」
『私やけど…も、行かへん』
流「ん。わかった…暗くなってきたし最後にあれ乗ろ」
指差したのは大きな観覧車
『暗いと景色また変わるな』
ライトアップされた園内はキラキラとしていて
みんな乗る理由がわかった
『見て！流星、あれさっき乗ったやつやで！』
流「あ、ホンマや」
ふと流星の顔を見れば
目線が絡んで
自然と顔が近づいてきた
『んぅ…』
流「めっちゃ好き…A」
抱きしめられて
心臓がうるさい
顔が近くて
片方の口角上げて笑う流星は
どこか余裕があって
私だけがこんなに心臓をうるさくさせてるのかと思うと
なんかムカついた
『私ばっか余裕ないみたいや』
流「…そんなことないで？ほら、触ってみ？」
流星の胸に手を当てられ
ドクドクと早い鼓動を感じた
流「俺はいつもAのせいで心臓こんなうるさくなってんねん」
『っ』
丁度一周し終わって
そのまま遊園地を後にした
『流星、こっち私の家の方向ちゃう』
流「ん、知ってる」
『どこ行くん？』
流「俺の家…土曜日やし泊まってもええやろ？連絡しといて」
急遽お泊まりが決まった
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ぬぅ - まだアルカリ性の意味がわからへん (2019年7月14日 1時) (
レス) id: 03da11681d (このIDを非表示/違反報告)
atu66mi67yu129(プロフ) - 更新ありがとうございます。ついに付き合い初めましたね。2人のその後が楽しみです。結婚、子育てとかのシリーズもみたいです。これからも頑張ってください。応援してます。 (2019年7月12日 23時) (レス) id: c65eb063a4 (このIDを非表示/違反報告)
天使＝重岡ぁ - すみませんおそいけどやっとアルカリ性の意味がわかったかもしらん (2019年7月12日 22時) (レス) id: d85f290257 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 楽しく拝見してます！無理のない範囲で更新頑張ってください！応援してます (2019年7月9日 11時) (レス) id: c5ec36d980 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - このお話の流星が好きすぎます！！ 更新毎回とても楽しみにしているので無理のない範囲で頑張って下さい！！ (2019年7月9日 1時) (レス) id: 70a157c2f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年7月6日 9時
