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Aside
こんなにも足取りが重いことがあるのか
大毅さんに家を出ていく時
何かを察したように
私を後ろから抱きしめて
重「どこに行くん？…帰ってくるやんな？」
そんな捨てられそうな子どもみたいに聞いてきた
『帰ってくるよ…』
重「いってらっしゃい…」
『行ってきます』
…
ついについてしまった
約束の5分前…
震える手でインターホンを押した
すぐにガチャッと開く音がして
1ヶ月ぶりに望さんの顔を見た
神山さんが言っていた通り
望さんは痩せていた
望「A…Aっ」
私を見るなり望さんは私を抱きしめた
望「ずっと会いたかった…」
痛いぐらい力強く抱きしめられ
胸が苦しくなった
家に入るなり
私の頬に手を添えてキスされる
『んっふぁ、』
望「んっ…ふ」
徐々に深くなるキスに
苦しくなって
胸を叩く
そしてやっと離れた唇
望「A…好きや…愛してる…もう俺の側から離れて行かんで」
焦ったように私にそう伝えてくる望さん
もう一度私の頬に手を添えて
私の顔を見つめてくる望さん
望「Aも痩せたな」
『…うん』
望「Aがいない1ヶ月はほんまに苦しかった」
『…ごめんなさい』
望「ええねん…俺が悪かったんやから」
望「なぁ、俺の所に戻って来てくれるよな？」
『…』
望「なぁって」
『私…』
望「嫌やって…俺のこと好きやんな？」
『…』
望「なぁ、好きって言うてや…」
望さんの声が震えて
見つめると目に涙がたまり始めていて
胸が苦しくなった
まだ好き…
望さんを思わない日はなかった
離れて気づいた
私にとって望さんはとても必要な存在だってことに
でも…
でも、私はもう…戻れない…
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Hihihika12(プロフ) - 夜に少し見てみようと思ったら全部見てしまいました…ドキドキしっぱなしで全然寝れませんでした!笑笑これからもずっと楽しみにしてます!応援してます…！このお話はなんか終わって欲しくないです…！！ (2020年4月6日 3時) (
レス) id: 3280af7ca9 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - この作品が好き。更新お願いします。 (2020年4月4日 17時) (レス) id: 055b967b0d (このIDを非表示/違反報告)
表裏(プロフ) - 続き楽しみにしてます！頑張ってください！ (2020年3月17日 15時) (レス) id: 56919a78d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2020年3月11日 0時
