不動のモテ男は女嫌いでした（青） (ページ19)

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頑張り屋ページ19

流星さんに抱かれた日から

もう3週間ほどが経った

はまちゃんは週に一回ほどのペースで来てくれるけど

流星さんは全く来ない

はまちゃんが言うには今一大プロジェクトのリーダーを任されて忙しいらしい

すごい

水商売をしてる私からすれば流星さんは相当仕事ができる人だと思う

前に流星さんが言ってた

親のコネだと思われたくないって

実力を見せるには誰よりも努力してるところを知ってもらう必要があるって

それに、はまちゃんも

あんなに頑張っててみんな親のコネなんて思っておらんのになぁ

真面目やし、頑張りすぎて逆に心配になるわ

そう温かい目で言ってた

そう言う話を聞くと頑張ってるんだなって思うけど

会いたいなぁとか

もしかして、嫌われた？とか

もう興味なくなった？とか

そんなことばかり考えてしまっていて

流星さんのことを考えると

考え方がネガティヴになるし

辛くなったり、泣きそうになるから

考えないようにしてきた

だから

時間が過ぎるのは早くて

もう月末

今月のランキング発表がやってくる

黄「みんな、今月もよう働いてくれました…今月のNo. 1は真白や…」

『ありがとうございます』

淳太さんはトップ10の売り上げた人を発表した

黄「来月も頑張ってこな？」

そう言って解散した

黄「真白…今月の給料明細や」

『ありがとうございます』

黄「VIP1人増えるとやっぱりその分上がるな？」

そう言われて明細を見ると

先月より少し上がってた

黄「頑張ったな？でも、頑張り過ぎると疲れるから、ほどほどにするんやで？」

淳太さんは優しくそう言って頭を撫でると行ってしまった

橙「真白…大丈夫か？疲れたんとちゃうか？」

『照史さん…はい、少しだけ』

緑「ゆっくり休みや？」

『神ちゃんありがと、…お疲れ様でした』

挨拶をして家に帰る

明日は休み

なんか

色々と疲れた

流星さん…いつ来てくれるんだろう

家のベッドに横になってそんなことを考えてるうちに眠ってしまった

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