検索窓
今日:5 hit、昨日:19 hit、合計:395,337 hit

電話 ページ31

あっという間に暗くなってる



『今日はありがとうございました』


赤「ええねん!俺も楽しかったし」




『それじゃあ…』



赤「あ、待ってや…暗いし、1人で帰らせるの不安やから送るわ」




『え、大丈夫だけど』



赤「ええから」



家まで送ってもらった





赤「あれやな…No. 1でも収入ってそうでもないんやな?」




『ボロいアパートだから?』



赤「いや…」



『お金はあるけど…このくらいが落ち着くの…広い家でひとりって凄く寂しいでしょ?』




赤「…昔、何かあったん?」



『いや、ただ母子家庭でひとりの時が多かっただけで、別に暗い過去でもないし』





ってなんだか暗い雰囲気になっちゃったかな




『ごめん、ここまで送ってくれてありがと』



赤「いや、別にええけど…また遊びたいから連絡取り合ってもええ?」



『…うん』



赤「よかった…ほな、おやすみ」



『おやすみなさい』









ガチャ…




楽しい一日だった




こんなリフレッシュな気分なのは





あの

熱を出した時振りだと思う




やっぱり大毅さんは



不思議な力を持ってるのかな






魔法使いだったりして






そんなこと考えながら


お風呂の準備をしてると





prrr



電話が鳴った





こんな夜に誰から?



もしかして淳太さんかな



今日は休みだけど

ヘルプかな?



スマホの画面を見ると



『っ』



【藤井流星】の文字





ドクンッと


心臓の音が鳴った





『はい…流星さん?どうしたんですか?』




青「…A、俺との約束破ったん?」



約束?




『えっと…』



青「知らん奴にホイホイついて行くなって言ったやろ?」





『…知らない人なんて…』




青「今、どこにいる?」



『今日は、私休みで…家にいます』




青「今から行ってもええか?っていうか、今から行く」



そう言ってブチッと電話を切られた






『…え?』




流星さんが家に来るって言った?





なんで?





それに少し怒ってるような




部屋を見渡して



汚くないかな


なんてソワソワして




少しでも綺麗な部屋にしたくて



変なところないか

小物を片付けたり


綺麗にしたりした






嫌い→←景品



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (468 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1807人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:AB | 作成日時:2019年3月18日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。