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『ケホケホッ』
季節の変わり目で風邪ひいた
頭痛い…
喉痛い
なんかボーッとする
熱っぽいけど
微熱があるだけで
体温はそこまで高くない
一番辛い時
マスクして登校するけど
しんどいのは変わらなくて
のんちゃんからもシゲからも心配される
神「保健室」
そう言って手を引かれて保健室に行ったのはいいけど
先生が居なくて
とりあえずベッドだけ借りた
ガンガンと頭が痛くて
気持ち悪い
神「涙目やけど」
『つらい』
ベッドに横たわってると
ぐわぁっ熱が上がるのを感じて
ショートしたみたいに
目を閉じた瞬間意識を手放した
…
目を覚ますと保健の先生が戻ってきていて
熱を測れば38.9度まで上がっていた
ぐわんぐわんと頭が揺れてるみたいな感覚のなか
神山くんが保健室にいて
『…も、帰る』
と言うと
体がふわっと浮いた
神「俺も早退する…家まで送るから」
そう言って姫抱っこされて玄関まで行った
それからおんぶに変えられ
家まで送ってもらった
神「軽…ちゃんと飯食ってんのか？」
目の前でいつも食べてるやろ…
なんて言う気力もなくて
『ん』
としか返事できない
家に帰るなり母親がびっくりした顔していて
そのまま神山くんは私を母親に託して帰って行った
次の日
調子良くなったんやけど、大事をとって休んだ
神山くんがお見舞いに来てくれてんけど
お母さんがパートに行ってしまって
2人きりになった
神「熱は？」
『だいぶ下がった』
神「スポーツドリンク買ってきた」
『ありがと』
神「ん」
しばらく沈黙が続いて
神「涙目…やな」
『そう？…気づかんかった』
神「…(チュッ)」
無言でほっぺたにキスをしてきて
なんか、今日は甘い
『口には？』
神「…風邪治ったらな？」
『わかった』
移すと悪いもんな…
神「止まらんくなるから」
『え？』
神「今、口にキスしたら…襲ってしまう」
『…それは困る』
神「やろ？」
『風邪治ったら…』
神「襲ったるわ」
神山くんの話す事全部かっこよく聞こえる
実際襲うって言われてるのにキュンキュンしてる私は
きっとまだ熱があるんやろな
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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました！完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします！ (2019年10月28日 23時) (
レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..？^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ！私も身長が低いので､凄く共感できました｡のんちゃんの気持ちも考えると､複雑ですねぇ…｡これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします！更新頑張ってください！ (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年10月15日 7時
