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重「なぁ。小日向さん？やっけ？…まだ何にも学校のことわからんから教えて！」
『あ。うん…ほんなら学校案内しながら話そか？』
重「マジ？！ええの？…よっしゃー！」
元気な人や
望「おい、あんまりAに馴れ馴れしくすんな」
重「ん、だれ？…」
望「俺は小瀧望や」
重「小瀧か、どうしたんその顔…喧嘩でもしたんか？」
望「うるせぇな」
『ちょっとちょっと、のんちゃん…重岡くんに当たらんの』
望「…チッ」
不機嫌オーラ出しまくってそっぽ向いてしまった
重「なんか、不機嫌なん？」
『あ、ごめんな？思い通り行かんとすぐ怒るんよ』
重「へー」
その後も何度か話しかけられるから応えていくうちに仲良くなっていた
昼休み、秘密の書斎に行こうとすれば
重「なぁ、Aどこ行くん？」
『へ？あ、シゲ…』
重「一緒に飯食お」
『あ、ごめん…用事あるから…』
苦笑いを浮かべると
重「しゃーないな、…うんわかった！」
了承してくれてすぐに神山くんの元へ向かった
神「……来うへんとも思った」
『え、なんで？』
神「やって…』
唇を尖らせながら子どもみたいに不機嫌そうにしてそっぽ向いた
『ん？やって何？』
覗き込むように首をコテンとすると
神「…うるせ…」
あらあら
こちらも不機嫌モード
『ご飯食べよう？』
神「…」
持ってきたお弁当を広げる
神「卵焼き…」
『ん？食べる？』
神「くれたら許す」
『ふふ、はい、あげるよ？』
卵焼きを掴んで伸ばすとこちらをやっと向いて
パクっと食べた
もぐもぐする姿は小動物みたいで可愛い
神「…うまい」
『よかった』
神山くんはいつも菓子パンなんやけど
私のお弁当を半分ぐらい食べて、その代わりに私に菓子パンを渡してきた
神「毎日この弁当食べたい」
『なら作ってくるで？』
神「おん…」
あまり顔には出さないけど嬉しそうにしてるから
私もニコニコしてしまう
『あ、そういえば…神山くんとシゲって知り合いなん？』
神「…」
あ、この質問タブーやったかな？
神「…こっちにくる前まで幼馴染というか…腐れ縁というか…中学まで一緒やったやつ」
『へぇ、随分とシゲは嬉しそうやったね』
神「シゲの話はええから…」
お弁当を片付けて
神山くんを見るとぎゅっと抱きしめられた
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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました！完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします！ (2019年10月28日 23時) (
レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..？^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ！私も身長が低いので､凄く共感できました｡のんちゃんの気持ちも考えると､複雑ですねぇ…｡これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします！更新頑張ってください！ (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年10月15日 7時
