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神「いつまで目、閉じてるん？」
目を開ければ
目の前の神山くんにビックリする
『終わったんやら言ってや！』
神「終わった」
『遅い！』
私服は
派手というか奇抜なのに
似合っているというか
オシャレファッションに仕上がっていて
オシャレ上級者や…って思った
神「…なんか…雰囲気変わった」
『え、…何もしてへんけどな』
神「……たしかにあんまり変わってへんかも…でも…なんか違う感じした」
『なんやろ…何か変わったかな？』
神「…処女捨てた？」
『な"っ』
神「…図星？」
『なんなん…』
神「何となくわかる…女見てれば…処女か処女やないか」
『何その特技』
神「あれか、あのデカイ奴とか」
『…』
神「否定せんのや」
『……半ば無理やり』
神「ご愁傷様…」
『…幼馴染やと思ってたのに…あんな形で襲われるとは思わんかった』
神「…あんだけアピールしてて気付かん方も悪いやろな…」
『…鈍感女って怒られた』
神「…で、なんで俺に会いにきたわけ」
『…なんか会いたいって思って』
神「…俺は会いたくなかった」
『でも好きにしろって』
神「…せやな」
『神山くんは優しいから…つい甘えてまうわ』
神「…どこがやねん」
…
この淡々とした会話のやり取りも好きやったりして
買い物も取り敢えず済ませて
戻ってくる
荷物持ちな
って言った割に
神山くんは重い方の荷物持ってくれて
またアパートに戻ってきた
神「で、…アイツとは付き合うことになったん？」
『のんちゃんに…好きって言われたけど…私は好きやないから…』
神「…このまま何もなかったことにするん？」
『それしかないやろ…』
神「執念深いように思えるけどな」
『夏祭り…のんちゃんがどうしても一緒に行きたいって言うねん…でも、私は行きたくない』
神「なんで」
『簡単に言えば身長差』
神「…は？」
『親子とか、兄妹とか馬鹿にされるから…でも、のんちゃんに襲われたしもっと嫌や』
神「…で？」
『せやから。神山くんと夏祭りに行きたい』
神「俺やって行きたくないんやけど」
『…せやんな、そういうと思ったわ』
神「あの男が勘違いするやろ…」
『何って？』
神「お前と仲良くすると嫉妬される」
『…あぁ』
神「面倒事に俺を巻き込むな」
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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました！完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします！ (2019年10月28日 23時) (
レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..？^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ！私も身長が低いので､凄く共感できました｡のんちゃんの気持ちも考えると､複雑ですねぇ…｡これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします！更新頑張ってください！ (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年10月15日 7時
