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神山くんに会いたい
家も知ってる
会おうと思えば会えるけど…
でもまず、連絡先交換したんやから
手始めにLINEから…
A神山くんに会いたいです
既読はつくのだろうか…
スマホを置いて
取り敢えず出かけられる格好になる
再びスマホを見れば
既読がついてあった
ドキッとして
返信を待つ
でもなかなか返ってこない
A今日、お家に行ってもいい?
第２弾目を投入して様子を見る
またしばらくして既読がついて
神山好きにすれば
それだけが返ってきた
A今から行きます既読
すぐにスマホと財布をバックに入れて
家を出た
…
ピーンポーン
自分の家から一駅先の神山くんの家
年季の入ったアパートだけど
部屋はリフォームしたのか綺麗な印象だった
ガチャ…
神「うわ。ほんまに来た…」
マジかよ…
みたいな顔でこちらを見てくる
『おはよう』
神「…はぁ、」
『寝てたの？』
神「寝てた…あれがモーニングコールやったわ」
『あ、ごめん』
神「もう会ったからええよな？…ほな」
そう言ってドアを閉めようとするから
足を入れて何とか阻止する
ガンっ
神「おい、お前…足…」
怪我が治ったばかりの足を出したから
少し心配したような顔
『中に入れて欲しいな』
神「…腹減った」
『あ、ご飯作ったろか？』
神「ん、」
交換条件をのんで中に入れてもらった
この前はじっくり中を見なかったけど
基本黒の家具
モノトーンで落ち着いてるけど
ところどころ豹柄の物もある
男の子の部屋ってこんなもんなのか
のんちゃんの部屋にはあまり行かないし
比べたことないけど…
神「おい、…腹減ってるから早よ作れ」
『あ、ごめん』
冷蔵庫を開けても
卵とベーコンのみ
ご飯は炊いてあるみたいだから
チャーハンの一択やな
取り敢えずチャチャっと作って
出す
神「…んま」
『よかった』
無言で食べる神山くん
『買い物せな食べるものもうないで？』
神「…わかってる」
『買い物手伝うで？』
神「…ならお前は荷物持ちな？」
『もちろん運ぶで？』
神「…」
…
ご飯を食べ終えた神山くんは
ベッドの方に行くと
急に服を脱ぎ出した
神「着替えるから、こっちみんな」
慌てて背中を向けて
目を閉じた
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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました！完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします！ (2019年10月28日 23時) (
レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..？^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ！私も身長が低いので､凄く共感できました｡のんちゃんの気持ちも考えると､複雑ですねぇ…｡これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします！更新頑張ってください！ (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年10月15日 7時
