野良猫とひよこ

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『なぁ、もうナチュラルにキスしてくるけど、なんなん？』



望「愛情表現」



『キショ』



望「お前ぐらいや、俺にキスされて嫌がる奴」



『嫌やもんー！このキス魔』




望「はぁ、この鈍感女…いつになったら気づくん」




『なに？』



望「何でもない！」



『なに怒ってんねん』



望「よし、暇やからプール行こ」



『やだ』



望「怒…」


望「この反抗期娘！…ええから行くぞ！」





…



無理やりプールに連れてこられた




水着…一応去年のあるけどさ…


一応成長期やねん…


胸あたりがきつい


仕方なし…これ以外ないし


着替えて出れば


お姉様方に可愛がられてるのんちゃん



ほら


これが嫌やねん


望「連れがいるんで」


「ええやん、お姉さんと遊ぼうや」


望「いや、…無理っす」



ちゃんと断ってるあたり

まぁ、ほめてやらんでもない




『のんちゃん…』


望「ほら、…連れが………(鼻血)///」



私を見るなり顔を赤くさせて

鼻を抑えるのんちゃん


「なにこの女」


『すいません…連れです』


「妹の面倒みてんの？」

望「いや。妹ちゃうし…あんたらに関係ないやろ？」


ぎゅっと抱きしめられて連れてかれる



『あ、ちょ…』



望「待って、思いのほか破壊力すごい…」



『何やねん…お前が無理やり連れてきたんや』



望「あぁ〜…誰にも見せたくないわぁ」



プールの中に入るなりずっと抱きしめてるのんちゃん




望「なぁ、なんかデカなってない？」


『なにが』


望「胸」


『コロス』


望「冗談やん」


『成長期なんや…デリケートな質問は一切お断りします！』


望「水着サイズ合ってへんやん」


『せやねん、なのに無理やり連れてきたから！』



望「ごめんって…」



『まぁええけど、この際思いっきり楽しむから』

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