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私らって付き合ってるんかな…？
お互いに好き同士……やと思う
お互いの家も知ってるし
私は何回も遊びに行ったことがある
登下校は大体一緒やし
連絡先も知ってるし
たまにやけどやり取りもする
お弁当は神山くんの分も作って一緒に食べてる
キスも神山くんがしたい時にするし
えっちもそれなりに何回かしてる
ただ「付き合おう」とは言われてない
「好き」は一回だけ言われた
気に入られてはいる
この前のクラスでキスをするという出来事があって
みんなには付き合ってると思われてるけど
わざわざ確認するのは神山くんも嫌やろうし
それとなく聞いて
は？付き合ってへんけど？
って言われたらショック過ぎるし
モヤモヤ…
重「よ、どうしたん？なんか変な顔しとるけど」
悶々と考えてるとシゲが話しかけてきた
『あ、おはよ…いや、ちょっと悩み事』
重「なに？俺で良ければ聞くで？」
『じゃあ…』
…
重「は？それマジで言うてるん？」
『うん』
悩みを話すと
信じられんみたいな顔でこちらを見てる
重「意外とAってアホなんやな」
『ちょ、それは失礼やろ』
重「やって、こんなに鈍感な女初めて見たわ」
なにも言い返せん…
『やって、私だけそう思ってても、神山くんはそうとは限らんやん…』
重「そうか？たぶん今俺に言ったこと神ちゃんに言うたらキレられると思うで？」
『え…なんでよ』
重「部外者の俺が見ても分かるくらい神ちゃんはAに愛情表現してるやん…なのになにを悩んでるん？」
『…だって…言葉にせんとわからん事やってあるやん？……』
重「なら直接聞けば？」
めんどくさそうに頭を掻きながら言った
『…シゲが相談乗るって言うたのに……』
口を尖られせて頬を膨らますと
両頬を手で抑えられ
膨らんだ頬が萎む
重「うわ、ひよこみたいや笑笑」
『うるひゃい(うるさい)』
重「あ、そろそろ俺帰るわ…」
急に私の後ろに目線をやったと思えば
顔を引きつらせてそそくさとどこかに居なくなった
『え？…ちょ…と…』
引き止めるよりも先に居なくなってしまった
ポツンと取り残されてしまった
『…はぁ』
教室に戻るか…
立ち上がると
誰かに後ろから抱きしめられた
『え？』
でもその誰かはすぐにわかった
神山くんの匂いに包まれたから
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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました！完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします！ (2019年10月28日 23時) (
レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..？^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ！私も身長が低いので､凄く共感できました｡のんちゃんの気持ちも考えると､複雑ですねぇ…｡これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします！更新頑張ってください！ (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年10月15日 7時
