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放課後になってクラスに神山くんと戻った

教室に誰もおらんと思ったけど


重岡くんがぼーっと頬杖をついて居た



重「あ!やっと戻ってきた!約束すっぽかされたかと思ったわ!」


『シゲ…』


重「あ!神ちゃんもやん!」



『シゲ、さっきはごめん…クラス居づらかったやんな?』


重「あー、全然!…ってか小瀧って奴にかなり好かれてんのな」



『幼馴染やねん』


重「へー!俺と神ちゃんみたいやん!」



神「今それ関係ないやろ」



重「えー!相変わらずクールやな!」


『学校案内やんな?さっさと終わらせよ』







『ここが、職員室…はい、終わり』


学校内を一周して下駄箱まで来た


神山くんも付いてきてくれて

シゲと2人にならなくて済んだ



重「サンキュー!多分覚えた!助かったわ!」


『おん。ほな帰るわバイバイ』



軽く挨拶をして

昇降口を出た



神山くんと一緒に歩いて自然と神山くんの家に寄る感じになった



神山くんの家に着くなりベッドに連れていかれて

今日何回目かのキスをした


甘く深くなるキスに力が抜けて
神山くんを受け入れる体制になる


服を脱がされて神山くんから与えられる刺激に声を漏らす



『んっ、ふぁ』


神「…やらし」


『んぅっ、あっ、あぅっ』


神「はぁ、挿れるで?」


『うんっ、んっあ、あっ!』





すごく優しく抱かれた気がする


心が満たされて

嫌な記憶が消えていくような感じがした



『好き』


神「ん、知ってる」

そう言いつつ
私の頬にキスを落とした神山くん


俺もだよって言ってるみたいで

嬉しくなった



『も、帰る』


神「ほな、送る」



いつになく優しい神山くん


きっと神山くんなりに慰めてるんやろな



『バイバイ』


家まで着いて
手を振る

ゆっくり近づいて
顔を横向けたかと思うと

神「…(チュッ)…ほなまた」



ゆっくり顔を離して

クールにそう言うと帰っていった



神山くんの綺麗な顔が近くて

まつげの長さとか上目遣いとか

吸い込まれるような綺麗な瞳とか



たった1秒のことなのに

スローモーションに感じた

心臓はうるさいし



はぁ、好きだ…

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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました!完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします! (2019年10月28日 23時) (レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..?^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ!私も身長が低いので、凄く共感できました。のんちゃんの気持ちも考えると、複雑ですねぇ…。これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします!更新頑張ってください! (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AB | 作成日時:2019年10月15日 7時

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