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家まで神山くんに送ってもらった




神「ここか、…ほんまに隣が小瀧の家なんやな」



『寄って行って』




『ただいま』


母「おかえり」


神「お邪魔します」




母「えっ、だれ?」


『神山くん、私の好きな人』



母「えっ、え?!」


神「神山です」



『階段上がってすぐの部屋が私の部屋』


戸惑う母親を放置して部屋へ案内する



神「綺麗な部屋やな」



『あんまり見んといて…恥ずかしいから』


コンコンコン…



母「ジュース持ってきた」


『ありがと』


母「のんちゃんとは違うイケメンくんやなっ」



『もう、ええからっ』

『神山くん、ジュース』



神「あ、サンキュ」





神「A」


『ん?』



カプッ


『っ、』


神「上書きの上書きや……」


あちこちに跡を残していく神山くん



神「俺も、それなりに独占欲はあるんや……」



『嬉しい』



イチャイチャまではいかんけど


きっと今ならお互いに同じ気持ちで接してると思う





すると急にノックの音がして


ドアを開ければ


望「A、よかった元気になったんやな」


『…のんちゃん…』



望「…おい、なんで神山がおんねん」


神「お前に関係ないやろ…Aと話してたんや」



望「おい、Aは俺のや…俺の許可なしにAに触れるな」



神「うるせぇ、Aはお前のちゃう
実際にお前やなく俺を選んでんねん」



望「ふざけんな、そんなん許すわけないやろ」



神「お前の許しなんか必要なんねん…決めんのはAなんやから」




望「なぁ、A、俺のこと選ぶやろ?あんなチビやなくて…ずっと一緒にいた俺やろ?」



『…のんちゃん…私は…神山くんが好きやねん……のんちゃんはやっぱり、幼馴染にしか思えへん』



望「……」



私やなく私越しの神山くんを睨んでいた



望「絶対、奪ったるわ」


そう捨て台詞を吐いて


居なくなってしまった




不安で神山くんを見れば

神「俺と小瀧の問題や…Aはなんも心配すんな」



それだけを言って

わたしの頭を撫でると


家に帰ってしまった

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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました!完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします! (2019年10月28日 23時) (レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..?^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ!私も身長が低いので、凄く共感できました。のんちゃんの気持ちも考えると、複雑ですねぇ…。これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします!更新頑張ってください! (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AB | 作成日時:2019年10月15日 7時

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