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望「なぁ、これ何？」
『え？』
家にのんちゃんが来たと思えば
私の顔…より下あたりを見て
顔色を変えた
望「この噛み跡なんやねん…歯型…付いてるやん」
誰かに噛まれただろうか…と考えていれば
この前神山くんに噛まれた事を思い出す
『関係ないやろ？』
望「ある…俺はAを独占したいくらいに好きなんや…」
『私は好きやないもん…』
望「…誰や…誰に付けられたん」
『せやから、のんちゃんには関係ない人や』
望「ある言うてるやろ」
冗談なしにキレてるのんちゃんは
正直怖い
でも
ここで負けたくないし
私やって強気でいく
望「彼氏なんかできてへんやろ」
『そんなんやないけど…』
望「なに…お前は誰にでも足開くん？」
『んなわけあるか！』
望「藤井って奴か？」
『なんで藤井先輩出てくるん？』
望「なら…神山」
『…だから、関係ないやん』
望「神山か…アイツ」
『違うって』
望「嘘ついてることぐらいわかるわ…ホンマわかりやすいなお前」
『〜っ』
望「アイツのことが好きなんか？」
『…関係ないやん…私の勝手やん』
望「絶対渡さへんし…」
『は、意味わからんから』
…
のんちゃんの束縛が激しくなってきたころ
私はまた神山くんに会いたくなって
一週間ぶりに
何も連絡を入れず神山くんのアパートに来た
インターホンを鳴らす
出ないかな…
なんて思いながら2回目のコールをする
ガチャ…
神「んだよ…来るなら連絡入れろ」
『ごめん…急に会いたくなって』
神山くんがドアを開けたとき
一瞬、後ろに女性の靴らしきものがある事に気づいた
『誰か来てるの？』
神「おん…」
「ともー？誰か来てるん？」
神「来んなって」
後ろから覗いてきた人は
神山くんのTシャツを着て
下は何も履いていないような格好をしていた
かなりの美人で
思わず神山くんを見てしまう
神「なんや…」
『や、…誰かなって…』
神「お前には関係ない人や」
『……せやな…』
なんかショックを受けたし、神山くんの一言で撃沈
神山くんとの距離が近づいてたと思ってたから
舞い上がってたんや…
でも現実はそうやなかった…
あの美人な人は彼女なんかな…
「何この子ー！可愛い！」
神「おい、まずその格好何とかしてから来い」
「うわぁ、ともが怒ったー！笑」
神「…チッ」
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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました！完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします！ (2019年10月28日 23時) (
レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..？^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ！私も身長が低いので､凄く共感できました｡のんちゃんの気持ちも考えると､複雑ですねぇ…｡これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします！更新頑張ってください！ (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年10月15日 7時
