検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:30,883 hit

もやもや… ページ3

淳太side

ヒック…ヒック…と肩を震わせながら
なんとか落ち着こうとしてるAちゃん



相変わらず泣いてても可愛い



『2人きりがいいっ』


Aちゃんが泣いてて
その周りにみんなが集まってるから嫌やったみたいで


2人きりになれるところに来てお話が始まった


『あのっ、、さっきお部屋で、遊んでたらっ…女の子がねっ…とも君好きって…』


淳「(なんの話や?)…うん」


『で、みんなのとも君やからっ、独り占めあかんって』


あー、そういう事か


『お外出る時っ…とも君にはなちゃんがいきなりチューしててっ』


淳「ええっ」


『なんかっ、嫌やって、ドンッてしちゃって…はなちゃん怒らせてしもたっ…』


淳「謝ったん?」


『うんっ、謝った…でも、とも君、王子様なのにっ…』


王子様?

淳「うん」

『私がっ、お姫様、なのにっ』


あー、なんとなくわかった


『王子様は、お姫様だけっ…他の子とはっ、ちゅーあかんのっ』



『ともくんっ、、A以外っ、あかんのっ』


ヤキモチ妬いたんやなぁ


いやぁ、ませてるわ


また泣き出してしまったAちゃん



要はとも君がモテるのを知っててモヤモヤして

その上、はなちゃんが無理やりチューしたところを見てしまってショックを受けて泣いてしまったってことな?



淳「そっかぁ…Aちゃんはとも君大好きやもんな?」


『うんっ泣、…いちばんすきっ泣』



ええなぁ
そんな風に俺も言われてぇよ


Aちゃんはいつも嫉妬される側やったから

初めて嫉妬する側に回ったんやもんな



また一つ大人になったなぁ



淳「とも君もきっと、いきなりなことでビックリしたと思うで?」


『うんっ泣』


淳「でも、とも君はいつもAちゃん大好きって言うてたから…そんなに不安になることないと思うで?」


『でもっ』


淳「とも君も、いきなりAちゃん泣いてしまって、心配してたで?のんちゃんたちに泣かせたって言われちゃって可哀想やったわ」



『っ、とも君』


淳「とも君悪くないもんな?」


『うんっ、泣いてごめんって言ってくる』


淳「せやね…とも君不安になってると思うから安心させてきてな?」



『わかった』


涙を拭いてとも君の元へ


とも君はテラスのところで落ち込んで座り込んでた


淳「ふは、可愛い笑」


『とも君!』


神「え、Aちゃん…」

『さっきは泣いてごめん!とも君悪くないから』

おませさん→←モテモテなんです



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
425人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:AB | 作成日時:2021年1月24日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。