孤独 ページ44
Aside
はまちゃんが帰って、さっきまで幸せだったのにすごく寂しく感じる
流『もしもしAどうした？』
気が付けば流星に電話してた
『…流……寂しい』
流『待ってろ、今行くから』
ブチッと電話が切れた
言われた通り部屋で待ってると流星が来てくれた
流「A、電気もつけへんで…どこに居るかわからんかったやん」
そう言うけど真っ直ぐに私の部屋に来たやん
流「はまちゃんと一緒に居ったんやないの？」
『…さっきまで居ったけど…帰らなあかんし、帰ってもうた』
流「そっか、まぁ、仕方ないことやな？」
『うん…でも…すごく寂しい』
流「大丈夫や、今は俺が側におるから」
『…』
流星に抱きしめられて、今日はずっと はまちゃんだけに抱きしめられてたなとか
何回もキスしたなとか
はまちゃんカッコよかったなとか
はまちゃんのことばかり
流「Aからはまちゃんの匂いめっちゃする」
『うん、さっきまではまちゃんの家に居ったから』
流「へぇ」
『ご飯食べて来たんよ』
流「よかったやん、いつも一人か、俺とやからな？」
『うん、はまちゃんのお母さんめっちゃ綺麗で面白い人やった』
流「よかったな？」
『すごく楽しくて、幸せやった…でもやっぱり1人になってまう』
ギュッと流星の服を握ってしまう
流「…」
『もう私のこと、あの2人は見えてへんのかな…もう、私は要らない子なんかな？』
流「Aっ、それは違うで？」
『…うん、違うって信じたい…でも……何も自信がないねん…1ヶ月にまともに顔を合わせるのは立ったの1日や』
流「…Aのために働いてる…仕事が片付いたらきっとまた３人で過ごせる」
『それはいつなん？…いつまで待っていればええ？』
流「…A泣かんで…俺が側におるから…俺がAの寂しさ埋めたるから…な？」
流星に悲しい顔をさせてしまった
頬には気付けば止まることのない涙が流れていた
『私って必要なん？』
流「少なくとも俺や はまちゃんや望や照史はAを必要としとる」
はまちゃん…
はまちゃんに会いたい…
流「寂しい時、俺がAの側におるし、俺の部屋に来てもええから…要らないなんて言わんでや」
涙を拭って私の頬にキスをしてくる
そしてベッドに私を寝かせて流星も入ってくる
久々に流星と一緒に眠った
私は不安や寂しさを忘れようと流星にしがみついて眠った
Aside終わり
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一波(プロフ) - 面白いです!大好きです!こゆ雰囲気の小説!素敵なお話ありがとうございます! (2018年8月3日 17時) (
レス) id: 67846066e5 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - めっちゃ面白い！更新頑張ってください！ (2018年7月22日 22時) (レス) id: 246629a831 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2018年7月20日 0時
