決勝 ページ33
決勝相手のチームの特徴を抑えてから、ミーティングを行った
不思議と負ける気がせん
当たり前か、勝つ気で来てるんやから
決勝はやっぱり緊張感が違う
より一層心臓がバクバクするけど逆にそれを楽しんでる俺もいる
なんか、イケそうな気がする
何処からか湧いて出てくる余裕もあって、ウォーミングアップの段階でやる気に満ち溢れていた
準決と同じメンバーで出場し、試合が始まった
中々ボールが取れへんけど、なぜかそれすらも楽しい
ボールを相手から取るとスイスイとパスが通る
俺に回されたボールを俺が自由自在に操る
放たれたボールは全て吸い込まれるようにネットを潜る
こんなに気持ちのええバスケってあるんかな？
そのぐらい高揚感はあった
でも、相手はやっぱり強くてあっという間に点差は縮められる
時間がない…
そんな中ボールが回って来て構わずその場からロングシュートを放った
そのボールは綺麗に弧を描いてスパッと音を立て入ったとともにブザー音が響いた
世に言うブザービート…
点差は俺が入れた事で3点差着いて勝った
静寂から、『うおおぉ！！』と周りが盛り上がっていくのがわかる
え、
嘘やん
勝った？
チームメイトから抱きしめられて揉みくちゃにされる
「よくやったぞ�霤帖�！」
「お前まじ最高だわ！！」
「クソかっこいいじゃねぇか！！」
マジか…よく覚えとらんわ
でも取り合えず良かった
ギャラリーを見るとAが喜んでくれていた
俺、ええとこ見せられたんやない？
これで全国は決まりや！
あー、良かった
それからはあまり覚えておらんくて気がつけば外で解散してた
『はまちゃんっ』
�陝�A…」
『凄かったで！ホンマにカッコよかった！』
�陝屮曠鵐泙法�おおきに」
流「疲れたやろ？まさか最後にブザービートとは…ホンマに見せ方がちゃうな？」
桐「はまちゃん、見直したわ」
望「はまちゃん会場中の女の子がメロメロやったで？」
�陝屬澆鵑覆�応援しに来てくれたおかげや…ホンマにありがとな？」
『お疲れ様…はまちゃん』
あー、Aが俺に笑いかけてくれるとか、ホンマに癒される
頑張ってよかった
ずっと起きててくれたんかな？
寝ないで試合見ててくれたとか、2日連続で応援に来てくれたとか
ホンマに嬉し過ぎる
好きや
�陝�A、俺頑張ったやろ？」
『頑張った』
�陝屬緩�美頂戴や」
『？…ええで？』
その言葉と共にぎゅーっと抱きしめた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 874人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
一波(プロフ) - 面白いです!大好きです!こゆ雰囲気の小説!素敵なお話ありがとうございます! (2018年8月3日 17時) (
レス) id: 67846066e5 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - めっちゃ面白い！更新頑張ってください！ (2018年7月22日 22時) (レス) id: 246629a831 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：AB
| 作成日時：2018年7月20日 0時
