パニック ページ17
『私…はまちゃんに負担しかかけてへん…
高校に通えてるのもはまちゃんが頑張って稼いでくれたから通えてる…
私が寂しがらないようにできる限り定時で仕事から帰ってくるし…
そんなはまちゃんに私は恋をして…恋愛の邪魔までしてる…』
桐「邪魔なんてそんな事ないで?はまちゃんはきっとそんな事思ってへんと思うで?」
『そう思って無くても…実際そうなのは変わらん…好きな人の邪魔して生きてるぐらいなら…』
桐「それ以上言ったらあかん…はまちゃんの努力や想い全部否定することになる」
抱きしめてそう言った
なんで神様は両親を奪ったの?
なんではまちゃんが叔父なの?
なんで私はひとりなの?
なんで…私も天国へ連れて行ってくれなかったの?
なんでこんなにも はまちゃんのこと好きなんだろ…
『ぅぅっ…ヒック…っ…グズッ…』
桐「今日は教室行かんでええよ…早退しよな?」
あっくんは私をあやしながらそう言った
『また、はまちゃんに迷惑かけるっ…それだけは嫌やっ』
桐「わかった…じゃあ、1日ここにいてええから…Aはひとりやないで?俺もおるし、もちろんはまちゃんも…担任の淳太くんやっているやろ?」
『うん…っ…ヒック…』
泣き疲れていつの間にかベッドで寝てた
その日久々に両親と3人でいた時の夢を見た
そして事故にあったあの日の事も…
お父さんが運転する助手席にお母さんが乗って、私は後ろに乗ってた
高速道路で目の前のトラックが急ブレーキを掛けて止まれずに突っ込んだ
お父さんとお母さんは即死だったらしい…
私は…生き残って…
桐「っ、…A、A!」
『っ!…お母さん…お父さん……ふっ…ぅぅっ…ヒック…ッ…ハァッ…ハァッ…ハァッ』
望「っ、A」
桐「あかん、パニックになってる…
Aー?聞こえる?ゆっくり深呼吸やで?大丈夫…怖くないから…俺に呼吸合わせて、すー、はぁ、すー、はぁ」
『スッ…ハァッ、ハァッ…スッ、ハァッ…』
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★ - ページ46【よそ見なんてしたからあかんからな?】→よそ見なんてしてたら だと思います。 (2018年10月9日 0時) (レス) id: 9eec283ac6 (このIDを非表示/違反報告)
★ - ページ10【さっきまで優しかったのに何でこんなに起こりやすいんだろう…】→怒りやすい、 ページ26【また食べいこ行って】→また食べにこいって、 ページ36【これらからも友達として】→これからも、 (2018年10月9日 0時) (レス) id: 9eec283ac6 (このIDを非表示/違反報告)
★ - 1番最初の【キャクター】→キャラクター、 ページ4【妹としか思ってたいんだろうけど】→思ってないんだろうけど、 ページ6【カバンに入れたスマホからたくさんのLINEが来てたなんて知らんかった】→スマホに、 (2018年10月9日 0時) (レス) id: 9eec283ac6 (このIDを非表示/違反報告)
かが(プロフ) - も〜最高です!! 小瀧君良いですね (2018年7月13日 20時) (レス) id: 48235b53b0 (このIDを非表示/違反報告)
しおりんご(プロフ) - この作品、めっちゃ大好きですー更新楽しみにしてます!! (2018年7月10日 0時) (レス) id: cdf08dab90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AB | 作成日時:2018年7月7日 14時