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ページ32

のんちゃんと無事仲直りして、
もう少し残ると言ってたから先に屋上を出た



屋上につながる階段で神ちゃんが居た

神「ごめん、信じてたんやけど…やっぱり不安で…」

と、眉を下げて言った

『神ちゃんっ…私頑張ったよ…無事に仲直りもできたし、のんちゃんの気持ちにも気付いた…でも、やっぱり神ちゃんがいいって思ったの』


神ちゃんに抱きついてそう言った


神「俺もAが好き…絶対に離さへん」


神ちゃんが私の背中に手を回して抱きしめ返してくれた


神「A頑張ったな?」

頭も撫でてくれた


すごく好き…

『うん』


お互いに見つめ合って
自然と顔が近づく


目を閉じると唇に柔らかな感覚

初めてキスした


心臓の音がうるさくて、神ちゃんに聞こえるんじゃないかってぐらいドキドキした


そっと唇が離れてまた見つめ合う


微笑む神ちゃんを見て私も笑顔になる


神「ちょっと小瀧くんと話をしてくるから、少し待っててもらってええ?終わったら一緒に帰ろ?」


『わかった、教室で待ってるね?』




神ちゃんが屋上に続く扉を開けて私は教室に戻ろうとした


でもふと、あっくんを思い出して保健室に向かった


『あっくん…』


照「コラA、照史先生やろー?」

『私神ちゃんと付き合うことなったよ』


照「らしいなぁ?学校中の噂やからもう知ってたわ…おめでとう」


『ありがとう…あと、雷の時も』


照「ええねん、あんぐらい…神山くんええやつやん」

『うん、私には勿体無いぐらい素敵な人なの』


照「おいおい、ここで惚気んなや」

『あと、聞いて欲しいことがって』


のんちゃんとの件をあっくんに全部話した


照「良かったやん、仲直りできて…途中ホンマに望を殴ったろかって思ったけど、元どおりで良かったわ」


『あとね…さっき初めて神ちゃんとキスしたの…心臓飛び出るかと思った…』


照「へぇ〜、やるやん神山…」




『私、神ちゃんが好き過ぎて死んじゃうかもしれない』


照「はいはい、勝手に言ってろ…早よ教室行かな神山戻ってくるんやない?」

『そうだった、じゃあねあっくん』


「ほーい、気をつけて帰るんやで?」


『うん、バイバイ!』

神山→←仲直り



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トランペットが吹きたい - このお話、すごく面白いです!これからも更新頑張って下さい!応援しています( ´∀`⊂) (2018年6月10日 0時) (レス) id: 5a9ca89347 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AB | 作成日時:2018年6月9日 10時

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