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ファンクラブ ページ29

『ふふふ〜』

梅「それホンマ?!…よかったやんっ!Aちゃんおめでとう!」


『ありがとう』


梅「これ、神山くんに貰ったやつ?」

『うん、可愛いでしょ?めちゃくちゃ嬉しかった』


梅「惚気やがってーw」


『梅ちゃんがアドバイスしてくれたおかげだよ、アドバイス無かったらずっと悶々としてるだけだったから』


梅「力になれてよかった!…あ、小瀧くん」

『へ?』


のんちゃんが私をちらっと見たと思ったら思いっきり逸らされた


梅「相変わらずやな…小瀧くんは知ってるん?付き合ったこと」

『知らないと思う…』


別に報告することもないだろうし…

あっちが避けてるなら言わなくてもいいことだよね



その日の学校はいつもより騒がしかった

授業の合間にいつもより多くの人がうちのクラスを見に来ていた


梅ちゃんによると何故か私と神ちゃんが付き合ってることが学校中に広まっているらしい


のんちゃんだけじゃなくて、神ちゃんを見に来たのかな?


どうしよ、神ちゃんの隠れファンが私を妬みに来たのかもしれない…



『私、神ちゃんの隠れファンに殺されるかも…』


梅「はぁ?何言ってるん?そんなわけ無いやん…え、逆にAちゃん、ファンクラブ出来てるんやで?」

は?

なんですと?


『え…みんな目がおかしいよ…なんで私にそんなものが出来てるの?』


梅「それは、自分で考えるしかないな?
…で、なんで学校中に広まってるかはもうわかるやろ?ファンクラブの人の目撃情報で広まったんや
…ちなみにこの学校の8割がファンクラブの会員やから」


8割?!

何それ怖い


梅「私もAちゃんと仲良くなってからそのファンクラブの存在に気づいた」

『へ、へぇ…そうだったんだ…』


神「Aー、飯食べよー…あとみんなに報告も」


『あ、うん!…梅ちゃんも行こ!』

梅「うん、行こっか」




神「という事で、俺とAは付き合うことになりました!」

重「おめでとうー!実は俺、Aちゃんが神ちゃんのこと好きって気付く前からそうなんやろなぁって気づいとったで!」


『ええっ!そうなの?…そんなにわかりやすかった?』


重「んー、まぁそんなとこやな」

流「あー…みんなのAちゃんが……神ちゃんに飽きたら、俺おるからいつでも連絡しいや?」

神「ちょ、流星あかんよ!」

『け、結構です』


重「めでたい事やけど、Aちゃんファンクラブ大丈夫なん?」



みんな知ってるんだ…

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トランペットが吹きたい - このお話、すごく面白いです!これからも更新頑張って下さい!応援しています( ´∀`⊂) (2018年6月10日 0時) (レス) id: 5a9ca89347 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AB | 作成日時:2018年6月9日 10時

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