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うちの学校にダンスレッスン室みたいな所あったんだ…

大きい鏡があって、その前に並んで曲を流してダンスしてる


ウォーミングアップで20人ほどの部員が同じダンスをする

そのあと、ユニットみたいな5、6人で1グループみたいにしていろんなジャンルのダンスをしていた


神ちゃんはキレッキレでダンスする姿はいつもの優しくて柔らかい雰囲気とは一変してストイックかつギラギラしたオーラが出ていた


カッコいい


神ちゃんはいろんなギャップを持ってる人なんだ…

すごいなぁ

神ちゃんたちのグループのダンスが終わってこちらに来た

神「どうやった?…俺らのダンス」

汗をタオルで拭きながら少し息が上がったてる姿がカッコよくて、綺麗で見惚れてしまった


神「A?」

『あ、その、凄かった!神ちゃんキレッキレでカッコよかった…神ちゃんしか見てなかった』



神「ハハッそんなに褒めんでやw調子乗ってまうわ」


『でも本当に凄かったよ!』

神「ふふっおおきに」


さっきまでと違って柔らかな雰囲気で優しく笑うからまた心臓が騒がしくなる


どうしようもなく好き…


さっきまでのんちゃんのことで落ち込んでいたのに…今はそれどころじゃない…

神ちゃんで頭がいっぱいになってる


神「あと少ししたら部活終わるから、着替え終わったら一緒帰ろ」



『うん』





外は雨が降り続いていて時々ピカッと光ったと思ったらドドドォンッ!!と大きな音を立てて雷が落ちる


私…雷ダメなんだよな…部屋も暗いし…

ピカッ

『ヒッ』

ドドドォンッ!!

『〜っ!!』


声にならない声で神ちゃんがくるまで待つ


早く来て欲しい

怖い


いつの間にか目には涙が溜まってて
1人で心細い


照「A?まだ帰ってへんかったんか?」

『あっくん〜っ』

私を見つけて声を掛けたあっくんに思わずしがみ付く

照「うおっ!」

『怖い〜っ(泣)』

照「確かAは雷ダメやったな?大丈夫やで…1人やないし、俺おるからな?」


神「A〜」

照「あ、神山くん来たで?あとは神山くんになんとかしてもらい?な?」

『待って、行かないでっ(泣)』


あっくんは神ちゃんに何か耳元で話してから立ち去ってしまった


神「A雷ダメなん?…ごめん1人で待たせて」

『怖かった…(泣)』

神山くんは泣く私を見て抱きしめてくれて何度も頭を撫でてくれた

ピカッ

『ヒッ』

ドドドォンッ!!


『っ!!…うぅっ(泣)…グスッ』



神「大丈夫やで、俺が側におる」

・→←無視



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トランペットが吹きたい - このお話、すごく面白いです!これからも更新頑張って下さい!応援しています( ´∀`⊂) (2018年6月10日 0時) (レス) id: 5a9ca89347 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AB | 作成日時:2018年6月9日 10時

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