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緑side
赤「な、なんでなん?…好きな人おるん?」
緑「おん、せやからもう終わりにしよ?」
赤「嫌や…」
シゲに後ろから抱きしめられながら
俺はいつかは言おうとしてた言葉を口にした
シゲとはセ フレという体だけの関係や
俺はそれが嫌で
それ以上を求めてしまったんや
昨日シゲ以外の人に抱かれて
確かに気持ちよかったけど…心は満たされへんかった
俺はやっぱり…シゲのことが好きで
シゲ以外とのえっちに満足できひんのやと思う
勇気を出してセ フレを辞めたいと言うと抱きしめる力が強なって「嫌」と言われてしまった
赤「俺は神ちゃんとこの関係終わらせたない」
緑「俺は、体だけの関係嫌やねん」
赤「…せやから、そいつと恋人になりたいわけやな?」
シゲが俺の正面に来て悲しそうな顔してそう言った
緑「ん、まぁそうやね」
赤「俺じゃあかんの?…俺の事少なからず好きやなかったって事?」
緑「そうやない俺は…赤「誰や?…神ちゃんが好きになった奴は」」
緑「シゲ…」
赤「俺は、神ちゃんのこと好きやった…ずっと好きで…だからセ フレとして神ちゃんを抱いてた…セ フレやないと神ちゃんが気持ちの面で俺と一緒にいてくれへんと思ってたから…けど、やっぱり俺じゃアカンかったってことやろ?」
緑「違うっ、俺はシゲのこと好きやで」
赤「は?」
緑「俺の話も聞かんとシゲばっかり話すから勘違いしたんやろ?…俺やってシゲのこと好きで、メンバーに抱かれた時…シゲやないと嫌やってん…それに体だけの関係嫌でもっと先に進みたかったんや」
赤「そうやったん…ごめん、暴走した…神ちゃんのことホンマに好きやから…頭が真っ白になってしまったわ」
緑「シゲが俺のこと好きって言ってくれたのはホンマに嬉しかった…俺の恋人になってくれますか?」
赤「ごめん、俺に言わせてくれ…神ちゃん…俺と付き合ってください」
緑「はい、喜んで」
赤「神ちゃん好きー!」
急にシゲが俺に抱きついてきたから俺もそっと背後に手を回した
緑「んぅ、…ふぅん…はぁ」
そしてキスをして2人微笑みあった
幸せやわ
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作者名:AB | 作成日時:2018年5月26日 14時