呪術界最強の兄妹になります【五条悟】

寝言 ページ4

悟




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五「おーい、傑ー寝るなよー」





こいつら飲むだけ飲んで寝るなよ




僕は飲めないから酔うこともないけど2人は珍しく酔った。疲れてたんだろうね




傑を担ぎ寮にある傑の部屋へ持っていて、硝子も女子寮の部屋に寝かせた





女子寮にいるついでだしAの寝顔でも見に行こう





五「兄妹だし大丈夫でしょ」





一般なら犯罪ね。そもそも女子寮入っちゃダメだよ。お巡りさんにお世話になっちゃうから





部屋に入ると案外綺麗、さすが女の子




僕が入学時に勝手にカスタマイズした部屋仕様だけどほとんど変えずそのまんま使ってくれていた。所々に誕生日とかで貰った置物や飾りがあるくらい




Aを見るとこりゃまた天使みたいな寝顔で寝ていらっしゃる。やっぱ僕の妹って唯一無二だね




満足したし部屋から出ていこうとする




『いか…ないで…』




五「え？」




寝てなかった？そーっと確認するが本人はしっかり寝ている。じゃあ寝言か




よく見てみるとうっすら涙を浮かべていた





五「ごめんな。こんなお兄ちゃんで」






俺はAを失望させた。1人にさせた。誰も味方なんていないあの家に一人ぼっちさせたんだ





行かないでってあれほど叫んでいたあの子に嘘をついた




戻れるもんならあの日に戻りたい。抱きしめてやりたい





夢にまで出てきて泣いているこの子の兄であることを恥ずかしく思うんだ






俺はあのとき何をすれば正解だったんだ…？















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