呪術界最強の兄妹になります【五条悟】

守らせて ページ26

悟





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任務も終わり高専へ帰ると傑が血相を変えて走ってきた





夏「Aが特級2体を相手にしてる！私はすぐ別の仕事があるからお前行け！じゃないとAしぬぞ」






鈍器で頭を殴られたような気分だった。危険な任務につかせないために今まで色々とやってきたのに僕の苦労が無駄になる





それにまだ仲直りもしてないのに…





五「Aｯ…」





通知が来てLINEを見るとたった一言〔助けて〕と送られていた。血の気が引いた感覚になり急いで現場へ駆けつける





五「伊地知！Aは！？」





伊「今探しているところでして…。帳も大きかったですから見つけるのに時間がかかっていまして。本当に申し訳ありません！私のミスです」





五「今はそんなのどうでもいい」





どうせ上の連中が仕組んだってことは分かってる。ただ今はAの無事が知りたい





電話を鳴らし続けると聞きなれた着信音が響いた





五「Aｯ！！大丈夫か！？」





道端で倒れているAは俺の声に反応した。良かった、生きてる





五「すぐ硝子に見せよう」





『痛いｯ…』




六眼がある片方の目は血だらけで身が見えるほど深く切られている。目だけでなく身体中怪我をしていた





自分に人を治せる反転術式が備わってれば





何度も試したけど何もならず痛いと泣くAの手を握ってやることしかできない






五「ごめんな、守ってやれなくて」





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