呪術界最強の兄妹になります【五条悟】

風邪 ページ8

You





,





七「あとは任せます。私は民間人の方へ行きます」





『はい』




私は目の前の最後の呪霊を祓うと怪我人がいないかを確認する





今日は七海さんとの任務で通常通りって感じ…ではなかった





最近任務が多く疲れも溜まっていたのか今日はすこぶる具合が悪い。だけど事前の情報によるとそこまで力まなくても良い任務ばっかりだったので薬を飲みながら騙し騙しでいた





だけど今回は割とやばいかもしんない。早く終わってくれないかなぁと思いながら車にもたれかかって七海さんと伊地知さんを待っていた





七「Aさん？大丈夫ですか？」





何回か呼ばれていたようで顔を覗き込まれる





『あ！大丈夫です！ちょっと疲れてるみたいなので今日は早く寝たいと思います笑笑』





上手く笑えてるかは分からないけど乗り切ったと思う。もう車に乗っていいようでドアを開けようとした時だった





ﾄﾞｻｯ




_______________
七海





いつもの元気さはないように見えたが動き方に特に変わった点を見られなかったので疲れているのだろうと思っていた




自分も車に乗ろうとしたときだった。何かが倒れる音がした





七「Aさん！？Aさん！」





私の声に伊地知くんもすぐに駆けつけてくれた





七「かなり熱い。コンビニに寄れたら冷やすものを買ってきてください。あと家入さんに連絡を」






見落としたかｯ…。彼女は全然大丈夫ではなかったのだ




急いで担ぎ車に乗る。息切れも酷く先程に比べ身体全体に熱を帯びている





七「伊地知くん。Aさんのスケジュールが載ったタブレットのページをください」





それを見てみると準1級、ましてや学生にも関わらず私よりもはるかに多い任務でスケジュールが組まれている





伊「本人にもこれでいいのか確認を取ったのですが決まったものは仕方ないと言って断らなかったんです」





上の仕業だろう。あの人たちはやりかねない。ここら辺は私がやるより五条さんや夏油さんの方がいいだろうから置いておくことにした






,

＊→←作者【いつか消します】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す