伏黒甚爾は恩人でした

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甚爾さんに出会ってから1年の月日が経った←また早い






私は13歳になり、彼は新しい女の人との子供が生まれたみたい






帰ってくる頻度はかなり減ったもののお金はちゃんとくれるから普通に生活できてる。それに私には九尾がいるから一応1人ではない






今日は甚爾さんの奥さんと赤ちゃんを見に行く日ですごく緊張していた。だって、彼以外の人と喋るのは珍しいから







『こ、こんにちは…』





「緊張しすぎだろ、これがA」





マ(伏黒ママ)「こんにちは！甚爾くんから色々お話は聞いてたの！！会えて凄く嬉しい！」






笑顔が可愛いこの方は赤ちゃんを抱っこしながら言う







『睫毛長い…』






女の子かと思えば男の子のようでものすんごい睫毛が長かった






マ「恵って言うの。甚爾くんが付けてくれたの！」






この人以外に名付けるセンスあるんだなとおもいながら恵くんをじっと見つめていた




あの村にいたときは自分よりはるかに小さい子供からも軽蔑されていたからまだ赤ちゃんのこの子が少し怖かったりもする





恐る恐るほっぺをちょんとつつくとぷにぷにでたまらないくらい可愛かった






『かわいい…』






マ「でしょ？Aちゃんも良かったら面倒見てあげて」






『いいの？』





マ「もちろん！恵も喜ぶわ！」








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