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SJ「あ!レイさん!」
夜のコンビニでバッタリ出会った
やべー、メガネしてねー。世間に顔はなんとか出てないはずだし大丈夫だと信じる
てかまず、なんで私がわかった?
『お疲れさまです』
SJ「やっぱりレイさんだ!メガネ外してる方が可愛いじゃないですか!」
『そ、そんなことないです!』
SJ「綺麗ですよ。でもどこかで見たことあるような…」
待て待て待て、もうそれ以上は言うんじゃない
私の素晴らしいネタバレ作戦が水の泡になるから黙っててくれ
『在り来りな顔ですから他の方と間違えてるのでは?』
SJ「んー。見たことあるような気がしますよ?」
私は話を変えようと違う話題をふる
『私の方が年下ですし敬語使わないで下さい。その方が喋りやすいかと』
SJ「じゃあレイさんもタメ口で!」
その答えは予想外、なんちゅう優しい人や
『が、頑張ります…。では私はこれで』
SJ「送るよ?こんな夜道危ない」
優しすぎて涙出そう。見た目で判断しない人って魅力的♡とか言ってる場合じゃない。この場をなんとか逃げ切らなければ
『本当に大丈夫なので失礼します!!今日のこと誰にも言わないでくださいね!絶対にですよ!?』
私はそう言い振り返ることもせず思いっきり走った
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YN - とても面白いです! (2021年7月10日 19時) (レス) id: 3559984517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃 | 作成日時:2021年6月29日 0時