天才とか知らないから誰かこのマネージャー辞めさせて (ページ31)

今日:4 hit、昨日:18 hit、合計:250,776 hit

30 ページ31

JK

,

『どうしたんですか？こんな夜遅くに』

事務所の部屋を確認しまわってるアイツを見つけ近づいた

なにかしたかった訳じゃない、でも昨日のジンヒョンといい、ユンギヒョンといい最近の様子では考えられないほど落ち着いた顔をしていたから何かあったのだろうと気になった

『なんか食べに行きます？』

僕は静かに頷く

食べに行くとは言ったものの12時を過ぎ空いてる店は飲み屋しかなく仕方なくコンビニで買って車で食べた

『デブ活ですね笑。私からすると』

隣でアイスを食いながら言うアイツ

『それで、何かあったんですか？』

全てお見通しだったようだ

『僕はどうしたらいい？ヒョンが辛そうなのに何も出来ない』

なんで相談に乗ってもらおうとしたのかは全く分からない、でも自分がしんどい時コイツは何も言わずただそばに居た。それが何故か落ち着いたんだ

『何もしなくていいと思います。ただ寄り添うだけで』

JK「寄り添う？」

『ジョングクさんが相談に乗って何か助言するということが苦手だというのはメンバーの皆さんも知ってる、だからジョングクさんはただ一緒にいるだけでいいんじゃないかなと

人間、1人だと色々考えて余計なことまで自分のせいにする。でも誰かがいるだけで少なくとも早まった行動はしません

1人にして欲しいと言われれば素直にはければいい。なにか相談してきてくれたら自分が思ってることを言えばいい、難しい言葉じゃなくて率直に

ジョングクさんならできますよ、ヒョンのこと大好きなんでしょう？』

やっぱりコイツに聞いて正解だった

僕は宿舎まで送ってもらい明日から頑張ろうと思って寝た

,