天才とか知らないから誰かこのマネージャー辞めさせて (ページ30)

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JN

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『休憩したらどうですか？息もだいぶ上がってますよ？』

水とタオルを持って座るアイツ。俺がダンスの練習を1人でしていたら急に来てそのまま1時間くらいずっといる

JN「やらなきゃいけないから」

『頑張り屋さんですね』

曲がちょうど終わり俺は寝転がった

『どーぞ』

アイツは俺のこのワールドワイドハンサムな顔にタオルをかぶせた

『1人でやる必要ありますか？』

JN「みんなに迷惑がかかる。俺は足でまといだから」

sunriseの方たちが俺に直接言ってきた、それだけじゃない、armyもそう言ってたんだ

『確かにそうですね、そんなこと言うファンは例えファンでも必要ない。メンバー全員が好きになれないならファン失格』

急に口が悪くなるアイツを見るが無表情だ、ちょっと怖い

『でもジンさんは足でまといなんかじゃないですよ？みんながみんなダンスが上手なわけじゃない。何かしら苦手なところはある

ジンさんの場合はたまたまダンスだったというだけじゃないですか。みんなが同じレベルだと個性という概念が成り立ちませんから

ジンさんにはそのあったかい性格と弟を絶対に守るという強い決心があります。どんな時でも弟最優先に考えるところとかそう簡単にはできませんよ

だからジンさんが足でまといだとか必要ないとか言わせたい奴は勝手に言っておけばいい、貴方が気にする必要なんてない。ただの嫉妬、負け犬の遠吠え

ジンさんにはジンさんのいい所がたーくさんあるんですから！』

向かいあわせで座りニッコリ笑うアイツを見て自分も何故か頬が緩んだ

それと同時にあの時いじめた自分を責めた

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