26 ページ27
RM
,
自分の作業室でパソコンと睨み合う
どうすればもっと売れるのか、たくさんの人に見てもらえるのか何年も考えてるのになかなか出てこない
コンコン
RM「はい」
『失礼します』
RM「あんたか、、」
メンバーかスタッフかと思ったのにアイツだった
あ、アイツもスタッフだったわ←
『大丈夫ですか?最近窶れてるように見えます』
RM「そんなのメンバーみんなだ。俺はリーダーだからやらないと」
"リーダー"このたった4文字が俺を追い詰める
『じゃあ一旦置いときましょうよ、ナムジュンさんが壊れちゃいますよ』
根も葉もないことを言うアイツが無性に腹が立つ
『今の状況が良いとは言えません、だからリーダーがみんなを良い方向に持っていく
確かにそれはリーダーとして立派な務めです
でもそんなことしたらナムジュンさんがおかしくなっちゃいます。リーダーという役割の前に貴方はBTSのメンバーです
ナムジュンさんがこうしようとと言えばきっと皆さんはそれを聞く。それが間違っていたら誰かが違う案を出してくれる
1人で抱え込む必要なんてありません。皆さんで話し合ってどうやってsunriseの方たちを撃退するのか考えましょ?
ナムジュンさんは本当に頑張ってます。
その年齢に相応しくないくらい頑張り屋さんで努力家ですよ』
透き通る声でゆっくりと話してくれるアイツの言葉がスっと胸に入った
俺はきっとこの言葉を求めてたんだ
,
592人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YN - とても面白いです! (2021年7月10日 19時) (レス) id: 3559984517 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桃 | 作成日時:2021年6月29日 0時