宿儺でも敵わないただの奇人

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『んー、んー、難しい』




宿儺に会いたくない訳でもないような気もするようなせんような、、、




まず何百年も会ってないのに急に会うとか心構えみたいなのあるし、まずどんな顔して会えばいいわけ？ずーっと、もう何年も前の人だよ？



好きだったからこそ会うのが怖いというか…





傑「今はまだ悠仁も安定しているし大丈夫だけどもっと先、どうなるか分からない。だからAがいて欲しいんだ」





『上手いこと言いおって』





傑は任務が急に入ったため先に抜けてしまった




ということは！この先あのクソガキと2人きりです！





悟「A、帰ろ。家まで送る」




お、今回は静かだな




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と思ってたのに、静かとか言ったやつ誰だよ



めっさ距離近いじゃん




悟「宿儺のこと忘れられないの？もう何年も経つのに。アイツはお前のことなんてどうも思ってないよ？」




『忘れられないのはアレ(宿儺)の呪いのせい。


知ってるでしょ？この世で1番強い呪いのこと』




悟「じゃあ俺が上書きしてあげるよ？」




嬉しいのかもしれない、でも私は今どんな気持ちかわかんない



今じゃなかったや、宿儺が封印されてからずっと




悟「はなみはなさずその首飾りつけてさ。俺があげたものはほんとにたまにしかつけてくれない」





宿儺からもらった石の首飾り



すごく綺麗で今でも毎日つけてる



悟は私に色んなものをくれるし色んなところは連れてってくれるけど私は応えれらないんだ




悟「宿儺に取られる前に俺が取らないとね。あ、でも傑もいるし、ライバルは多いな〜」





『どこがいいんだか』




悟「数えきれないほどあるけど口に出したら僕が照れるから黙っとくね」




私の家の前まで来ると悟は私をそっと抱きしめた




悟「世の中は呪霊だけじゃないからね。他の男はAを狙ってるよ」






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