うちの兄貴は知らない【JK】

16 ページ16

NO





,





学校にいるのも疲れたAは抜け出し公園に来ていた





「今頃授業しているだろうに、案外やんちゃ？」





後ろから声をかけられ振り向くと




『ジミンオッパ…』




ある程度の変装をしたジミンが袋を持ってたっている





JM「その浮かない顔、さては何かあったな？」




笑うと目がなくなってしまうジミンに釣られAも少し笑った




ジミンは袋から飲み物とお菓子を取り出し食べるように勧めた。彼は行きしなにAをみつけまだいたから買ってきたらしい





JM「なんでも聞くよ、ジョングクにも誰にも言わないし」





黙り込んでしまうAにジミンは追い討ちをかける





JM「ジョングクにはなんで言わないの？」





『考え事を増やすようなことをしたくない、わがままだって分かってるけど、私だって18だもん、なんでも助けを借りて生きていくのは嫌だから』





思春期らしい答えでジミンは微笑む





JM「その意見も分からなくはないけど少しは言ってあげないとジョングクも気付いてる」






『なんで妹ってだけでこんなんなるんでしょうね』





JM「Aちゃんの学校にいる奴らの品がないだけ、器が小さいただのクズ



別に学校なんて行かなくても生きていけるんだからいいんじゃない？」





『ただのクズ…』





JM「ジョングクには内緒ね、あいつAに乱暴な口調で話すなってうるさいから」





相変わらずシスコンなジョングクだ





『ありがとうございます、なんか元気でた』




会った時よりスッキリした表情のAにジミンも安心した




JM「なんでも言いな、黙っててほしいことはちゃんと黙っておくから」





,

17→←15

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す