振り付け師は黙ってれば美人 (ページ21)

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上品？ページ21

JN

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Aは宿舎で暮らして半年ほどたちあの子のことがさらに良くわかった気がする

『ジンニーム！これ捨てとくね』

周りを見てよく気がつくいい子だ

普段の様子からじゃ想像もつかないくらい

だって僕のことバカにするんだもん！このワールドワイドハンサムを！

JN「やー、今日も僕は安定のイケメンだね！世界は僕のトリコだよ」

HS「A、聞かなくていいからね」

洗面所の鏡の前で顔のチェックをしているとホソクがAの耳を塞いだ

ご飯の用意もできたことだしみんなで食べる

そう、この時にあの子の育ちが分かるんだ

JN「Aってさ食べ方とか、咄嗟の言葉遣いとか綺麗だよね」

暴言吐き散らかしてるとはいえ、境目があるというかやばい発言のときもあるけど言い回しが上手なときもある

JM「それになんでもできるし。ダンスの種類だって豊富でしょ？」

ヒップホップをメインとしているがAは舞踊もこなす天才肌なのだ。僕にもちょっと分けて涙

『こう見えて厳しく教育されてきたの。だから色々とやらされた』

TH「いろいろ？」

『楽器もできるよ。言語も取得せんとあかんかったし』

もしかしたらこの子はかなり良いところの子なのかもしれない

それが分かるのはもう少しあとのお話

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