悲劇 ページ14
YOU
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『このままここ泊まったろけ』
そうは言うてもやっぱり家に帰るのがわたしなのだ!
帰路はなんだか騒がしく自分が住むマンションまで着くとこりゃびっくり!
『燃えてんじゃん!』
煉獄さんが炎の呼吸 弐ノ型 昇り炎天したんか言うくらい素晴らしく燃えている。それもどうやら、
『私の部屋から出火してるくない?』
夜中だというのにご近所さんたちがマンションを見に来て燃え上がる炎を眺める
ここにいればなんとなくめんどくさくなる気がして宿を探すためにとぼとぼ歩いた
そしてどしゃ降りの雨になるのがオチ
『悲劇のヒロインじゃん。誰かマンガ書いて』
傘もないしリュックにはノート入ってるからとりあえずしっかり守ってAは歩きますぜ。心優しい人、「僕を拾ってください、なんでもします」とか言うから
たしかこれ植物図鑑だったよね
どんどん雨は強くなり寒くなってきた
JM「なにしてんの」
後ろからどす黒い声のジミン氏が来た
JM「こんな雨の中ひとりで歩いて」
『もしさ、失恋したって言ったら慰めてくれる…?』
へっw 全くの嘘だけどおもしろそうだから言ってみた
JM「よくこんな問題児と付き合ってたなってその人尊敬する」
ダメだわ、こいつ。話になんねぇ←お前も
JM「んで、慰めてほしいの?」
『慰めはいらない』
JM「じゃあなに、傘は?」
『家燃えた。きっと今頃灰になった』
JM「はぁ??」
ジミンは今まで聞いたこともないようなくらーい声で私を見下した
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作者名:桃 | 作成日時:2021年8月29日 23時