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「A先輩半端ねぇよな〜」
「なんであそこまで綺麗に踊れんだろ」
「顔よし頭よし性格よしスタイルよし、良いとこしかない」
僕にとってこの学校にいれる日が最後となった
文化祭は大盛り上がりで全校生徒が楽しみにしていたAのダンスが始まっている
釜山芸術学校初の首席入学を断った奴だぞ？魅了されるに決まってんだろ
彼女の演技に終わりが近づくにつれ自分たちの演技の時間が近づいてくる
急いで舞台裏まで走り衣装に着替えた
「色んな子に一緒に舞台に出ようって言われて全員断ってたの知ってる？」
クラスでも仲良い女子のシュリが首でAを指しながら言う
SR「"私と同じくらい踊れる人じゃないと嫌"なんだってさ。あんなんにぶった斬られたら当分病むだろうね」
鼻で笑いながらも頑張れと言ってくれるこいつは案外良い奴だ
JM「じゃあAのパートナーは俺以外に現れることはないね」
SR「こいつら頭おかしいわ(笑)」
Aの演技が終わりまた別の衣装に着替え2曲続けてになるが疲れを一切感じさせない
『人と踊るのはこれが人生で最後って決めたから』
JM「舞踊は最後かな」
舞台に上がると歓声は一斉に大きくなった
2人とも腹チラする服を着て舞う姿は誰が見ても綺麗だと言ってくれるだろう
近づいたり離れたりしながら時より体を密着させる部分もあって黄色い歓声が再び巻き起こる
人生で1番楽しい瞬間だと思えた
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桃はダンスの経験が一切ありません。そして全く分かりませんのであまーーく見てください
フィギュアスケートのペアをちょっと頭に入れつつ読んでくださると私と同じ頭になります←
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作者名：桃
| 作成日時：2021年8月18日 21時
