もう一度だけ、君に逢いたい【JM】 (ページ9)

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『いつかこうなるって分かってたのに辛い…

全然心の準備できてないよ。ジミンが違う高校に行っちゃったら私誰と一緒に登下校したらいいの？

やっぱりデビューなんて辞めようよ』

いつもは強くて泣き言も言わないAがずっと泣きながら僕に訴える

JM「ごめん」

ただごめんと謝ることしかできなくてなにかいい言葉を探したいのに頭が回ってくれない

『今最大にめんどくさい人間になってる、私ジミンの彼女でもなんでもないのに、ごめん。

転校する日は泣かないって約束するから今だけいっぱい泣きたい。だって離れるの嫌なんだもん』

僕の肩で泣くAを撫でる

行く方は心でちゃんと納得いってるのに置いていかれる方はそうはいかない

JM「俺もAと離れるの嫌だな。朝から元気貰ってるのにそれがないなんて」

『テヒョンから貰いな。あの子の笑顔みんなが元気になる』

JM「体の芯から元気になれるのはAの笑顔だけなんだけど」

『餅のくせに、いつからそんなこと言うようになったんだ』

照れてる姿でさえ可愛い

『いつまでいてくれるの？』

JM「文化祭までだからちょうど1ヶ月」

『あっという間だね』

彼女と踊ることはもうなくなってしまうだろう

だからみんなの前で踊ってみたいと思った。2人ならきっと誰よりも上手に華麗に舞える

JM「1つお願い聞いて」

『んー？』

JM「2日目の舞台発表で僕と踊って」

『いいよ、最後にいい思い出作ろう』

こうやって1ヶ月の練習が始まった

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わたくし桃の頭の中では、座ったままハグしてるって感じなんですよ！

ジミンちゃんの膝(?)の上に主人公ちゃんが乗って肩で泣いてる的な