もう一度だけ、君に逢いたい【JM】 (ページ23)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:52,324 hit

23 ページ23

YOU

,

全身が痛かった。鉄パイプは思いし体は動かせないし、多分このまま死ぬだろうとわかった

何とか助けてもらいそこからの意識はなくて分からない

目を覚ますと泣きすぎてパンパンに腫れたジミンと家族、そして後ろの方にテヒョンとアナが立っていてまだ生きてると分かった

だけどもうすぐ死ぬ

AN「先生呼んでくる」

アナは家族が帰るとすぐに動いてくれた

『先生、自分が死ぬときは分かるもんだってとある患者さんが言ってたんですよ。それって本当なんですね～』

「今喋ってるのが奇跡なんだよ、お前はずぶといな」

『死にかけの看護師に言うセリフですか？』

「家族にもう一度来てもらわなくていいのか？」

『はい、わたしの最後のわがままです』

ここにジミンたちがいると私の心が持たない

同期の看護師やお世話になった先生たちと喋りながら死期を待つのみとなった

「Aがいなくなると忙しくなるわ。あんた仕事だけはできるから」

可愛がってもらった上司の看護師さんが言う

『大丈夫ですよ、その分アナが働きます』

AN「過労死させる気か」

先生たちは仕事に戻ったがアナだけは残ってくれた。他の人たちが気を利かせ、私とアナの仕事を分担してくれたのだ

AN「最後までいるわ、寂しがり屋なんだから1人で死ぬのは許さない」

『私の携帯取って』

AN「メッセージでも残すの？」

『ジミナにね』

AN「終わったらまた呼んで」

アナは退出してくれ私は録音した

『アナー、看護師になってから手紙書いたじゃん？』

AN「遺書的な？」

私とアナは映画を見てそれを参考にいつこうなってもいいように手紙を書いた

『こんなに早く渡すとは思ってなかったんやけどさ、ジミナに渡して、携帯と一緒に。パスワードは1013』

AN「分かった」

『ありがとう』

私はそのまま目を閉じた

,

ここで作者入ります！！

人が亡くなったのを経験したことがないのでどんな感じが全く知りません。申しわけありません。

病院で死ぬ前に家族がいないのは多分ありえないと思うのですが占ツクでの話なのでご理解お願いします