2対1 ページ17
,
五「俺は上から回っていくからお前は下からいけ。
さっき言ったが聞いてなかったからもう一度言う、絶対に俺の足を引っ張ることはするなよ」
『分かりました』
五条は連れていく気がなかったが車が止まると起きてしまい置いていくことはできなかった
さっさと終わらせようと五条が指示を出しお互いバラける
気持ちの悪い呪霊たちが千葉へ襲いかかるが難なく祓い続け3階へと到着した
『…!!ここ…特級と1級がいる…』
他の階とは比べ物にならないほど呪霊のオーラが3階を包み込んでいる
『なんで五条さんが気づかなかったの?』
千葉がそう疑問に思う一方で五条は呑気に花唄を歌いながらエレベーターを使用していた。だから3階の呪霊の気配に気づかなかったのだ
『落涙操術、…っ!!』
術式を出すための構えをした瞬間激しい頭痛に襲われ体制を崩し1級呪霊に飛ばされてしまった
『もうやりたくない』
弱音を吐きながらも徐々に間合いをつめ1級呪霊を祓う
フラつく体にムチを打ち特級を相手に戦う
普段の千葉なら特級相手でもすぐに祓えるのだが今の彼女は体調が悪く正常な判断もできておらず反転術式でさえ使えなかった
『…グッ…』
大丈夫、私ならできる
そう何度も唱え特級呪霊の前に立った
『落涙操術、氷柱』
千葉が出した無数の氷柱の内1本を自分の手に持ち呪霊の首へ刺す
『終わっ…た…』
呪霊がきれいに祓いきったと同時に崩れ落ちるように倒れてしまった
,
407人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
火狩 - このお話とっても面白かったです 主人公が怒っているとこに五条が助けるところすごく良かったです (8月14日 19時) (レス) @page37 id: 1ca09d8d18 (このIDを非表示/違反報告)
夕稀(プロフ) - めっちゃ良かったです!最後夢主ちゃんが自信を持って親に反抗できるようになったのが嬉しい((笑顔になれて良かったって思ってます! (2021年7月11日 16時) (レス) id: 60831dcc60 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - 柏木美琴さん» わざわざコメントありがとうございます。面白いと思っていただけるように頑張りたいと思います (2021年5月10日 23時) (レス) id: 5373650a63 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - プスメラウィッチさん» 五条推しなのでそうしようと思ってます!コメントありがとうございます! (2021年5月10日 23時) (レス) id: 5373650a63 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - ゆりなんぽんさん» コメントありがとうございます!励みになります! (2021年5月10日 23時) (レス) id: 5373650a63 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桃 | 作成日時:2021年4月26日 0時