7.双黒様、いらっしゃいませ。 ページ7
夜の街を舞う二つの影
それを見るものがいたことに二人は気づくよしもない
「さぁ、愉快に踊ってくださいね__青梅 雨芽さん」
そしてまた、それを見る人影に気づくものはいない
その男の口元は無慈悲な笑みが浮かんでいた
_
「ああ!?探偵社だァ…?」
『御客様、あまり声をあげないでくださいませんか?耳障りです』
「___落ちるか?」
雨芽に中也が手を翳す
雨芽はしばらくしてからその意図に気がついたように眼を見開く
『じ、冗談ですよ…お、御客様…?大変申し訳ございませんでした』
「どうすっかな…?」
『まぁそれは残念です…。何故なら私はまだ御客様にカクテルの名を教えられておりません故』
「チッ__早く行くぞ、店員」
『ええ勿論…御客様』
そのあとは大して会話はなかった
だが、二人の間には心地よい雰囲気が漂っておりその後数秒もしない内に目的地へと降り立った
「あ、店員さ…じゃなくて雨芽さん!!無事でしたか!?」
『それは勿論ですけれど、狙われているのは私ではありませんよ』
「うわっ、蛞蝓だ…雨芽ちゃん、こんな奴置いて心中__」
「うっせぇ糞鯖、こいつの為なら協力してやんよ」
雨芽の頭をぐじゃぐじゃと撫で回す中也は穏やかな笑みを浮かべていた
「ど、どういったご関係で…?」
おどおどとした様子の敦が雨芽に尋ねる
『従兄であり、前働かせて頂いた店の常連客です…従兄と言っても血縁関係にはありませんが』
「癪だが、探偵社に今回ばかりは協力するぜ」
『__して、狙われているのは……』
雨芽の一言にその場の空気が凍りついた
誰もが見守るなか、雨芽は口を開いた
8.皆様、いらっしゃいませ。→←6.旧双黒(小)様、いらっしゃいませ。
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ミレー - ラムさん» いえいえ大丈夫ですよ(*^□^*) 此れからも楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月8日 10時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» ♯41に恐らくあります.......。更新の間が空いてしまい、読みづらくなっていてすみません、(リア友宛で頼まれた小説を書いてるもので) (2019年12月7日 8時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 中也様最後に何を言ったのでしょうか?(。-∀-) 続き楽しみですv(・∀・*) (2019年12月7日 7時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - ラムさん» ありがとうございます(≧∇≦) 楽しみですσ(*´∀`*) (2019年11月22日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» まぁいとこですけどね笑笑 続きは更新しますよー (2019年11月21日 18時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:少女F(旧ラム) x他1人 | 作成日時:2019年7月8日 0時