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17.疑問、いらっしゃいませ。 ページ18

『_何故、私を殺さなかったのですか?』



雨芽には許せなかったのだ、自分の変わりと云って他人が傷付いてしまうことが



「面白い質問だね、簡単さ。
__鼠の命令だ

君だけは殺すなとね。随分、気を入れられてるじゃないか」

『鼠…?』



雨芽には鼠が理解出来なかった。
それもその筈だ、雨芽は数年前から(、、、、、、)黒社会と関わっていないからだ

一瞬、店内であることを忘れた様な雰囲気を纏った雨芽だったが、うすら寒い笑みを浮かべて云った



『店内での暴力沙汰は原則禁止となっていますので、暴力を振るいたいのならばマフィアでも相手にしては如何でしょうか?』

「君は…、ただの店員では矢張無いのかい?少し、君に興味が湧いたよ」

『ただの店員、ではないでしょうね。』



そういうと雨芽は目にも追えぬ早さでナイフを手に取り男の首筋に当てると囁いた



『この通り…暗殺スキル程度であれば熟知しておりますしね』



男は愉快そうに笑って云った



「君は強い、が。己の力を過信して戦えば己を潰すこととなる」

『そうかもしれませんね、ですが異能反射という異能に頼りきった貴方よりはマシかと思いますが?御客様』



男の能力は異能力反射であった
元より、雨芽は異能力者リストを暗記している。
男が犯人組織の一員であることなど直ぐに分かっていたのだ



「大丈夫か!?」



突然、階段を駆け下りる音と共に国木田の切羽詰まった声が聞こえてきた

扉が乱暴に開けられる



「おや、邪魔が入ってしまった様だ」

『…逃げれると、でも?』



尚も男の首筋にはナイフが触れている

男_上原二郎は楽しそうに云った



「当たり前だ、君ごとき何のこともない…。
ではまた出会えることを心待にしているよ」

「待てッッ!!_独歩吟か_」

『お止めください、国木田様』




手帳を手に持った国木田に静かに雨芽は制止を入れた

何故と国木田が叫ぶ



『上原二郎の異能力は請けた異能力を110%の力で跳ね返します。その為、異能力者はこの戦いを不利にしてしまうのみ』



冷淡に話す雨芽に国木田は苦を潰した様な表情を浮かべた

理由は簡単だった、この少女_青梅雨芽という人物が同僚の死を嘆かない処か敵を倒すことしか考えなくなったからだった

18.正義の粛清を、いらっしゃいませ。→←16.血濡れの夜様、いらっしゃいませ。



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ミレー - ラムさん» いえいえ大丈夫ですよ(*^□^*) 此れからも楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月8日 10時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» ♯41に恐らくあります.......。更新の間が空いてしまい、読みづらくなっていてすみません、(リア友宛で頼まれた小説を書いてるもので) (2019年12月7日 8時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 中也様最後に何を言ったのでしょうか?(。-∀-) 続き楽しみですv(・∀・*) (2019年12月7日 7時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - ラムさん» ありがとうございます(≧∇≦) 楽しみですσ(*´∀`*) (2019年11月22日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» まぁいとこですけどね笑笑 続きは更新しますよー (2019年11月21日 18時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:少女F(旧ラム) x他1人 | 作成日時:2019年7月8日 0時

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