名探偵と不器用 ページ1
私と彼は、武装探偵社の同僚。ただそれだけの関係
ではない。
「 Aちゃん、好きだよ! 付き合って 」
「 だ、か、ら ... 応えられませんって言ってるじゃないですか!! 」
「 それでも好きだから仕方ないね! 」
私がいくら断っても、断った回数を何度も上回る彼。江戸川乱歩さん。
一応先輩、年上だし無視も出来ないので、毎回丁重にお断りしているのだが、どうも諦めてくれない。
これで何度目だろうか。彼が告白してくるのは
始まったのは二年前。私が入社して1ヶ月が経とうとしてた時。
彼は同じ様に告白してきて、でもやっぱり断って。
それで終わったと思えばこれである。
今日も、そうしようと思ってた
「 .. あの、私の何処がいいんでしょうか。」
思ってたのに。気が変わった、のだ
いつもなら、そのまま仕事に戻る。だって不毛なやり取り。続けてたって時間が削られるだけ。なのに
「 私は、何処もいい所はありません。中身は汚いし、いつも言葉足らずで伝わらなくて誤解させて、その上無愛想で 」
なのに、
「 貴方が惚れ込む要素なんて私には見当も付きません。」
なんで私は、こんな自暴自棄になったみたいに
「 それなのになんで──── 」
吐き出してるのだろう
「 .. なんで、って 」
ほら、また他人を困らせて────
「 そんなの知らないよ! 」
▻►
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユズリハ(プロフ) - 壽巳さん» コメントありがとうございます!いえいえ..もう自分で書いてて駄作感半端じゃないですよ..!! 重力の彼に似合った文かは分かりませんがちょっとだけ更新したので是非ご覧下さい(^^) (2016年10月25日 1時) (レス) id: 958a8b1ea5 (このIDを非表示/違反報告)
壽巳(プロフ) - 駄作の予感がすごいとかいいながら迚面白い作品じゃないですか!!重力使い...楽しみにしてます!!!いきなりきていきなり騒いじゃってすいませんでした。更新楽しみにしてます!頑張ってください。失礼しました (2016年10月16日 13時) (レス) id: ef96c1677b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ユズリハ | 作成日時:2016年10月10日 2時