ウロボロス～創造と破壊～ (ページ2)

今日:12 hit、昨日:2 hit、合計:1,743 hit

～龍～ページ2

・

やっほー！俺柳楽紫苑！

事件現場に遭遇してま～す。

俺は日比野皐月とペアを組んでいる、第２署の刑事である。

因みに俺は検挙率Ｎｏ．１

そして俺に次いで検挙率Ｎｏ．２の龍崎イクオ。

こいつは何かを隠している気がする。

クンクン

｢この匂い……ニンニク？｣

龍崎｢餃子じゃない？｣

｢あぁ、そうかも～w｣

『『何やってんですか？龍崎さん／柳楽さん』』

あ、やべっ！

｢えっと……｣

龍崎｢……え？｣

日比野姉妹！？

日比野姉妹｢｢何度も言ってますよね！？現場では好き勝手動かないでくださいって！｣｣

ｶﾞﾐｶﾞﾐ

ｶﾞﾐｶﾞﾐ

｢で、でも！死体調べて分かったことあるから！！｣

日比野姉妹は『え？』と驚きの声を漏らした。

龍崎、紫苑｢｢死ぬ前の夕食は餃子を食べてます！しかも王将の！｣｣

それを言うと＂ｶﾞﾝｯ＂と鈍い音が現場に響いた。

龍崎、紫苑｢｢おぉぉぉお。痛いっ……｣｣

｢イクオくん。あの姉妹なんであんなに力強いの？｣

龍崎｢僕に聞かないでよ｣

日比野姉妹｢｢検死の結果は自殺です。以上。｣｣

『相変わらずKYな奴らだな。』

と、ほかの刑事の声が聞こえる。

『あぁ、龍崎イクオ巡査部長と柳楽紫苑巡査部長ね』

『新宿第２署の刑事課の嫌われ者。』

『アイツら見てるとイラッとくるぜ』

なんと言われようがどうでもいいことだ。

俺"ら"の目的はたったひとつだけ。

・